犬が『突然走り出す』心理4選 急にダッシュする危険性や対処法まで解説
犬が急にダッシュする行為にはさまざまな危険性も
つい先ほどまでおとなしかった愛犬が、なぜか突然走り出すことはありませんか。部屋の中でも屋外でも、急に猛ダッシュする行為はさまざまな危険性を伴います。
- 道路に飛び出して事故に遭う
- 飼い主が対応しきれずに脱走してしまう
- 部屋の中で家具にぶつかる
- 部屋の中で滑って転倒する
怪我では済まず、車や自転車との衝突事故を起こし、最悪の場合、死に至る危険性もあるので、飼い主には日頃から愛犬が突然走り出す行為を回避するような対策が求められます。
犬が『突然走り出す』心理4選
では、犬が『突然走り出す』行為には、どのような心理が影響しているのでしょうか。
1.気持ちが高まって興奮している
なんらかの要因で気分が高揚したとき、気持ちの高まりから興奮状態に陥り走り出してしまう犬は多くいます。
例えば、ドッグランが好きな犬がドッグランに到着すると、「これから楽しいことが起こる!」と興奮のあまり、突然その場でダッシュすることがあるでしょう。
他にも飼い主と遊んでいて気持ちが高まり、その気持ちを落ち着かせるためにその場で走り出す犬もいます。
2.不安や恐怖から逃げようとしている
不安や恐怖を感じたとき、その対象から逃げようと咄嗟に走り出してしまう犬も多いです。特に屋外ではさまざまな刺激を受けやすいので、突然走り出して道路に飛び出してしまうことも。
愛犬がどのような状況やものに不安を抱くのかあらかじめ理解しておくことで、突然の飛び出しをできる限り回避することが可能です。愛犬が怖がるルートはなるべく避けて通ってあげましょう。
3.余ったエネルギーを発散させたい
今まで寝ていたときや普段よりも動いている時間が少なかった日など、エネルギーが余っているときは走ることで体力を消耗させようとする犬もいます。
「まだエネルギーが余っているから、どうにかして動きたい気持ちを発散させたい!」という心理なのでしょう。そのため、家の中で突然走り出すという奇妙な行動に移ることがあるのです。
4.溜まったストレスを解消したい
ストレスが溜まっている状態では、どうにかして気持ちを落ち着かせるためにストレスを発散させようとします。その方法の1つとして「走る」という行為を選ぶ犬が多いです。
雨が続いていて思うように外で体を動かすことができなかったり、部屋の環境にストレス要因がある時など、溜まったストレスを解消するためにダッシュしてスッキリしたいという心理が働いているのでしょう。
犬が突然走り出した時の対処法は?
もしも犬が突然走り出した時、飼い主はどのように対処するべきなのでしょう。
- リードは放さないように強く握りしめておく
- リードの長さを短めに調節して飛び出しを防止
- 普段から指示しているコマンドで落ち着かせる
- 優しく落ち着いた声音で名前を呼ぶ
大声で制止しようとすると、より興奮状態が悪化してしまう恐れがあります。そのため、屋外ならばリードを放さないようにしっかりと持ち、愛犬の首が絞まらない程度にリードをコントロールできる長さに調節してください。
また、普段から必ずできるコマンド指示動作を練習している場合は、コマンドを指示することで冷静さを取り戻すこともあります。この時も大声で声をかけず、なるべく落ち着いたトーンで指示しましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬が突然走り出したとき、飼い主は焦らず落ち着いて対処することが大切です。
また、普段から落ち着かせるためのコマンド指示を覚えさせておくことで、いざという時に冷静さを取り戻すきっかけにもなりますよ。ぜひ試してみてくださいね!
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