犬が飼い主に懐かなくなる4つのダメ行動とは 無意識にやっているNG行為や理想的な接し方まで解説
犬が飼い主に懐かなくなるダメ行動
愛犬が自分にだけ懐いていないような気がする…と感じたことはありませんか。パパとママとで明らかに態度が違う、なんてことも実際によくあります。
もしかすると、無意識な飼い主のダメ行動が原因かもしれません。どのようなことがダメ行動なのか、一緒に考えてみましょう。
1.低い声で話しかけること
低い声で話しかけることは、犬が飼い主に懐かなくなるダメ行動です。
低い声で話しかける人に対して、犬は「警戒されている」「威嚇されている」「怒られている」「叱られている」などと捉えてしまうことがあります。
犬の声のトーンを思い出してみてください。威嚇するときや怒っているときは、低い唸り声を上げますよね。嬉しいときや楽しいときは、高い声を上げて喜びますよね。
普段の声のトーンが低くなりやすい人は、犬と接するとき、声のトーンを高くして話しかけるよう意識してみるとよいと思います。
2.家にいる時間が長いこと
家にいる時間が長いことは、犬が飼い主に懐かなくなるダメ行動です。
犬にもひとりになりたい時間があります。構われることなくゆったりと過ごしたい時間があります。
飼い主と離れて過ごしたい時間がある犬にとっては、飼い主の視線や気配だけでもストレスになってしまうことがあります。
お留守番している時間は確かに短い方が良いのですが、そのお留守番の時間が、犬にとっては、何も気にすることなくのんびりと心休める時間でもあるのです。
いつか必ず、愛犬に介護が必要なときが訪れます。目を離せなくなります。30分の買い物に出るだけでも不安で心配でたまらなくなります。ほぼ24時間付きっきりなんてこともあるでしょう。
今、懐いてくれていないな…と感じながら過ごす時間は寂しいですよね。距離感が近すぎるのでは…と考え、勇気を持って、愛犬と離れる時間を作ってみましょう。
3.せかせかとして騒がしいこと
せかせかとして騒がしいことは、犬が飼い主に懐かなくなるダメ行動です。
穏やかで温厚な性格である犬にとって、せかせかとして騒がしい飼い主であると、落ち着いていられる時間がなく、常に不安や緊張を感じながら過ごさなければなりません。
繊細でビビリな性格である犬にとって、せかせかと騒がしい飼い主であると、大きな声や音に驚かされ、常にビクビクしながら過ごさなければなりません。
自分自身がせっかちな性格だったとしても、犬と接するときは、急かさないようにしましょう。深呼吸して落ち着くこと、気長に待つこと、犬の性格を見極めることが大切だと思います。
4.都合のいいお世話だけすること
都合のいいお世話だけすることは、犬が飼い主に懐かなくなるダメ行動です。
家族の中で、おやつをくれる人やお散歩に連れて行ってくれる人に懐きやすい、なんて言われることがありますが、実は全くの逆です。犬から都合よく扱われていると言っても過言ではありません。
ブラッシングをしたり、お風呂に入れたり、動物病院に連れて行ったりなど、嫌なお世話をしてくれる人の方が犬に懐かれます。犬が嫌なお世話をさせてくれるということは、それだけの信頼と安心があるからです。
おやつを理由に懐かれている場合、おやつを持っているときは飛んで来てくれますが、ブラッシングしようとしたり、抱っこしようとしたりすると、威嚇されることがあるのではないでしょうか。
犬に懐いてほしいときは、信頼を得ることができるよう、安心感を持ってもらうことができるよう、大変なお世話も愛情を持って行ってあげてくださいね。
まとめ
犬が飼い主に懐かなくなるダメ行動を4つ解説しました。
- 低い声で話しかけること
- 家にいる時間が長いこと
- せかせかとして騒がしいこと
- 都合のいいお世話だけすること
なかなか懐いてもらえなくて…と嘆いているあなたにも、犬が飼い主に懐かなくなるダメ行動はありませんか?
ダメな行動を無意識にしてしまっていることもありますので、気付いたときから少しずつ意識して改善してみましょう。
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