愛犬ファースト!わんこが苦痛に感じる飼い方

1.運動量が足りない

わんこと暮らすに当たって欠かすことができないのが「お散歩」。わんこの1日の必要運動量は、犬種やライフステージによっても大きく異なりますが、一般的には1回30分のお散歩が2回は必要と言われています。

運動不足は、わんこにとって人間が考える以上に大きなストレスです。運動不足によるストレスが溜まると無駄吠えや破壊行動といった問題行動も増え、悪循環に陥ってしまいます。お散歩や遊びでしっかり体力を消耗させてあげることが大切です。

2.お留守番が長すぎる

わんこはもともと群れで暮らす動物だったため、ひとりぼっちが苦手です。そのためお留守番時間が長すぎると、とても苦痛に感じます。

欧米諸国では、わんこのお留守番時間を法律で規制している国もあるほど。仕事や学校の都合である程度の時間は仕方がないかもしれませんが、余計な用事は入れずにできるだけ早く帰る必要があります。

3.声かけやスキンシップがない

わんこは飼い主さんに注目されるのが大好きな「かまってちゃん」。飼い主さんからの声かけが少なかったり、スキンシップがなかったりして自分に注目してもらえる時間が少ないと寂しくなってしまいます。

長く一緒に暮らしていると、愛犬が空気のような存在になってしまうこともあるかもしれませんが、「あなたが大好きだよ」という気持ちを言葉と態度で毎日しっかり伝えてあげてください。

4.家族によって接し方が違う

複数人の家族が一緒に暮らしている場合、家族間で愛犬への接し方のルールが異なってしまうと、わんこは混乱してしまいます。

同じことをしてもお母さんは叱るけれど、お父さんは笑って許してくれるなどの違いがあると、「どっちが正しいの?」と善悪の判断がつかなくなってしまうのです。

笑わせて喜ばせるつもりが叱られた、何をすれば叱られるかわからない中で行動しなければいけない状況は、わんこにとって苦痛です。家族間のルールはしっかり話し合って守りましょう。

無理は禁物!飼い主さんが苦痛になってしまう飼い方

1.しつけを急ぎすぎる

わんこと暮らしていると、思い通りにならないことも多々あるものです。特に基本のしつけがなかなか進まないとイライラしてしまうこともあるでしょう。

ですがわんこのしつけは、一朝一夕にはいかないものです。そのことを認識してゆったりした気持ちでしつけに臨まないと、わんことの暮らし自体が苦痛なものに変わってしまい、ひどい場合はノイローゼになってしまうこともあります。

2.食事にこだわりすぎる

愛犬を我が子のように思うあまり、自分の食事には無頓着だけれど愛犬の食事には細心の注意を払っているという人も少なくないでしょう。

なるべく無添加・無着色のものを与えよう、市販のドッグフードではなく手作り食を与えようとこだわることは悪いことではありません。

ですがこだわりが行きすぎるあまりに家計を圧迫してしまったり、商品選びやおすそ分けに神経質になりすぎてしまうと、楽しいはずの食事が苦痛に感じてしまいます。手作り食よりも、市販の総合栄養食の方が栄養バランスに優れているというデータもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?せっかくわんこと一緒に暮らすからには、飼い主さんもわんこも一緒に幸せにならなければ意味がないですよね。

一緒にいることが苦痛になってしまうと飼育放棄にもつながりかねません。ポイントを押さえて無理せず楽しく、苦痛のない暮らしを送れるよう心がけましょう。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬の飼い主が絶対にしてはいけない『6つの飼い方』無理は禁物?ワンコにとって苦痛になっているNG行為とは?