犬も空気を読むことがあるの?その場の雰囲気を察するために愛犬が思うこと4つ
犬も空気を読める?
犬にも空気を読む力があります。その場の空気を読み、自分はどのように行動したら良いのかを考えたり、相手への接し方や態度を考えたりしているようです。
私が「愛犬には空気を読む力がある」と感じた出来事は、お散歩中に知り合いとばったり会い、つい長話になってしまったとき、黙ってジッと待っていてくれたことです。20分は話し込んでいたと思います。
普段ならリードをグイグイ引っ張って先を急ごうとする犬です。飼い主が嬉しそうにしていることやその場の楽しそうな雰囲気を読んで対応してくれたのではないでしょうか。
あなたの愛犬にも(空気を読んでくれたんだな…)と感じられる出来事はありませんか。空気を読んでいるときの犬は、どんなことを思っているのでしょうか。
その場の雰囲気を察するために愛犬が思うこと
犬も空気を読むことがある、と思った経験について書きましたが、犬は実際そのときどのように感じているのでしょうか。
そこでここからは、その場の雰囲気を察するために愛犬が思うことについて解説します。愛犬との経験を思い出しながら一緒に確認してみましょう。
1.私が我慢してあげよう…
その場の雰囲気を察するために、(私が我慢してあげよう…)と思うことがあるようです。
お散歩中、犬や飼い主が集まり、交流することがありますよね。愛犬は、飼い主が他の犬を可愛がったり、他の飼い主と楽しそうにしていたりする姿を見て、実は嫉妬しているんです。
嫉妬はするけれど、ここで私が拗ねたり立ち去ろうとしたりすれば雰囲気を悪くするかも…と空気を読み、我慢していることがあるのです。
2.一緒に喜んであげよう
その場の雰囲気を察するために、(一緒に喜んであげよう)と思うことがあるようです。
家族みんなでスポーツ観戦をしているときのことです。わぁーッ!と大歓声を上げると、犬も一緒になって喜び、はしゃいで見せることがあります。
きっと、よく分かっていません。でも、その場の雰囲気を読み、家族みんなと同じように喜んで見せるのでしょう。
相手が嬉しいと自分も嬉しいという感情が犬にもあるのかもしれませんね。
3.心配だな…大丈夫かな?
その場の雰囲気を察するために、(心配だな…大丈夫かな?)と思うことがあるようです。
家族や親戚に不幸があったとき、バタバタとし、雰囲気も暗くなりがちです。ショックを受ける人もいるでしょうし、泣く人もいるでしょう。
犬に「死」というものを理解することができるかどうか分かりませんが、その場の雰囲気を読み、家族を思って心配することがあるのです。
元気がなくなったり、ごはんを食べ残したり、しょんぼりと不安そうな表情をします。本当に不安なのだと思います。言葉を使って、愛犬にも話してあげてくださいね。
4.巻き添えをくらいたくないからな…
その場の雰囲気を察するために、(巻き添えをくらいたくないからな…)と思うことがあるようです。
夫婦喧嘩をしているとき、子供が親に厳しく叱られているとき、犬がそーっと部屋を出て行くことがあります。ケージやベッドに入ることがあります。
自分が何かアクションしてしまうと、巻き添えになったり、自分まで叱られたりするのではないかと思うのでしょう。
仲裁に入る犬もいますが、空気を読んだ上でほとんどの犬が知らん顔をしているのではないでしょうか。
(収まったな…)という空気も読み、親に叱られて泣いている子供のフォローに入ったり、イライラしている親のフォローに入ったりもしますよね。
まとめ
その場の雰囲気を察するために愛犬が思うことを4つ解説しました。
- 私が我慢してあげよう…
- 一緒に喜んであげよう
- 心配だな…大丈夫かな?
- 巻き添えをくらいたくないからな…
犬は、常にその場の空気を読みながら行動していると思います。とくに飼い主の雰囲気には敏感です。
また、他人の雰囲気には興味を示さない犬もいますし、気になっている様子であるときもあります。
愛犬が空気を読めるタイプであってもなくても、愛犬の空気や雰囲気にも気づいてあげられる飼い主でいたいですね。
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