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食べものだけでなく、飼い主さんの医薬品やタバコ、小さなアクセサリー、電池、観葉植物、クッションの中綿など飲み込んでしまうと危険なものはたくさんあります。
そのため、しっかりとしつけができるまでは、子犬が届くところに物を置きっぱなしにしないようにしたり、危ない場所には子犬が入れないようにしたりといった配慮をしてください。
とくに、留守番中や子犬から目を離すときには、サークルやケージなどを活用して安全管理を十分におこなってください。
成犬に比べて、成長過程にある子犬は体温調節機能が未熟なため、暑さに弱く熱中症になりやすかったり、寒さが原因で体調を崩してしまったりすることもめずらしくありません。
そのため、室内であっても子犬がいる場所の温度や湿度管理はしっかりとおこなう必要があります。
汗腺の少ない犬にとって扇風機は暑さ対策としてあまり有効ではないと考えられています。また、ストーブやコタツは、使い方によっては火傷などの原因になることもあるので注意しましょう。
エアコンや加湿器などを活用して、部屋全体の温度と湿度を適度に保つようにしてください。
小さく可愛らしい子犬は、心身ともに未熟で些細なトラブルが大きな事故につながってしまうことがあります。
また、ちょっとした体調不良も短時間のうちに重篤な症状まで進行したり命に危険が及んだりすることもめずらしくありません。
子犬のうちは安全に暮らせるように細心の注意を払って生活環境を整え、体調の変化にもすぐに気がつけるようにしっかりと観察してください。
そして、少しでもおかしいと感じることがあれば、動物病院で相談するようにしましょう。