『賢い犬種』ランキングトップ5！知能が高い犬がする行動や飼い方の注意点まで

知能が高い犬が見せる行動や注意点は？

犬は動物の中でも知能が高い傾向にあると言われています。人間と共に暮らしてきた歴史の長い犬たちは、人々の生活に順応する能力も高く、人の表情から感情を読み取ることができる犬も多いです。

犬の中でも犬種によって知能指数の高さに傾向が見られ、知能が高い犬は学習能力が高く指示されたことを正確に遂行できる他、自分で考えて行動したり空気を読むような行動を取ったりすることがあります。

一般的に知能の高い犬種を飼う場合には飼い主がしっかりとしつけを行い、リーダーとして信頼されることが重要です。

しつけが行き届いていなかったり、「この人は頼りないな」と思われてしまうと、犬が自分で考えて行動するようになってしまうため、高度なイタズラなどの問題行動につながりやすくなります。

一般的に知能が高いと言われている犬種とその理由を見ていきましょう。ここで紹介するランキングは、ある海外の大学で行われた犬種ごとにIQテストを元に紹介していきます。

犬の中でも知能指数が最も高いと言われているのは、ボーダーコリーです。牧羊犬として活躍していた歴史を持つボーダーコリーは、指示されたことを正確にこなす理解力や学習能力の高さが評価につながりました。

また牧羊犬として、さまざまな動きを見せる羊をまとめる習性を持つことから、物事の変化に対して柔軟に対応できる知能の高さも見られたそうです。

日本でもトイプードルが人気ランキング1位を獲得していますが、そのプードル犬種が知能指数の高さでは2位に上がっています。

指示に対する理解力の速さや正確性、そして人間に対して協力的な姿勢を見せたり、場の空気を読んで行動する賢さなどが評価されました。家庭犬としても最も飼いやすい犬種と言われているほど、学習力の高さと穏やかさを持つ犬種です。

警察犬や軍用犬として世界的に活躍しているジャーマンシェパードは、理解力の早さと行動の正確性と精密性が犬の中でも特に高いと評価されました。

具体的には、あるコマンド指示のトレーニングを5回行っただけで、95％のジャーマンシェパードが正確に実行できるようになったという驚異の賢さを見せつけたそうです。

ゴールデンレトリバーは、世界的にも大型の家庭犬として人気の高い犬種です。穏やかで明るい性格を持つ彼らは、人に寄り添う協調性も持ち合わせています。

学習能力の高さはもちろんですが、人の感情を読み取り考えて行動する能力が非常に高く、実際に盲導犬や介助犬、セラピー犬として活躍することも多くあります。

警察犬や軍用犬、さらに麻薬探知犬としても活躍することの多いドーベルマンは、賢さと共に高い勇敢さも持ち合わせている犬種として有名です。

元々は優秀な護衛犬が欲しいという税務職員だったドーベルマン氏によって、交配の末に生まれた犬種なので、賢さと勇敢さ、実行能力の高さは生まれ持った性質だと言われています。

いかがでしたか。今回紹介した賢い犬種以外にも、育った環境や飼い主の接し方、トレーニング方法によって、より賢い行動を見せる犬は多くいます。ぜひ愛犬と楽しみながら考える力や実行力の正確性を育ててみてはいかがでしょうか。

情報提供元：わんちゃんホンポ