犬が寝る直前に回る5つの心理　クルクル回転する理由や行動の意味までご紹介

犬が寝る直前にクルクル回る心理

犬が寝る直前にクルクル回る姿を見ると、（目が回ることはないのかな？）と不思議に感じることがあるのではないでしょうか。

同じ方向にばかりクルクル回る犬もいますし、右に回っていたかと思うと急に左に回るのを変える犬もいます。癖かもしれませんし、利き手足があるのかもしれません。

愛犬がいつまでもクルクル回るので、飼い主も何だか落ち着かなかったり、寝つけなかったり、終わるまで見守りたくもなるのではないでしょうか。

なぜ犬は寝る直前にクルクル回るのか、本能的な行動の意味と、現代の犬ならではの行動の意味を解説します。

犬が寝る直前にクルクル回るのは、（どこで寝ようかな…）と考えているところです。

クルクル回った後、（やっぱりこっちで寝ようかな…）と、クルクル回る位置や場所を変えることがあります。

あちこちでクルクル回った後、（やっぱりここが一番いいかも♪）と、落ち着ける位置や場所が定まることがあります。

犬が寝る直前にクルクル回るのは、寝床にしようと決めた場所に自分のニオイをつけているところです。

特徴的なのが、クルクル回った後、ザッザッと手で掘る仕草をし、これらを何度も繰り返すということです。手足の裏、肉球のニオイをつけたいのです。

「今からここは私の寝床ですからね～」というアピールをしたい、テリトリーを主張したいなどの気持ちがあるのかもしれません。

犬が寝る直前にクルクル回るのは、飼い主が注目してくれて嬉しいからです。

寝る準備をするときの愛犬の可愛い姿は、（上手にクルクルできるかな？）（ちゃんと寝られるかな？）と、いつまでも見守っていたくなりますよね。

犬は大好きな飼い主から注目されることにも喜びを感じるようです。寝る直前は飼い主から注目されることによって、安心感を得たいのかもしれません。

クルクル回った後、チラッと飼い主を見て確認したり、アイコンタクトをした後でクルクル回るのを再開したりすることがあります。愛犬から「ちゃんと見てる？」という声が聞こえてきそうです。

犬が寝る直前にクルクル回るのは、寝床を整えているところです。

愛犬の寝床を整える飼い主にとっては、ブランケットがグシャグシャになり、せっかくキレイにしておいたのに…と感じられるのではないでしょうか。

それでも犬にとっては、寝る直前の大切な儀式なのです。毛布やブランケットが少しグシャッとなっている方が寝やすかったり、心地よかったりするのかもしれません。

犬が寝る直前にクルクル回るのは、地面を踏み固めて安全確認をしているところです。これは、犬の本能的な行動であると言えます。

土の地面や草むらに寝床を作るとき、不安定な場所を踏み固めて整えるのです。

そして、寝床として決めた場所に危険なものが落ちていないかどうか、危険な生物が潜んでいないかどうかを確認しているのです。

犬が寝る直前にクルクル回る心理を5つ解説しました。

我が家の愛犬が言葉を話せるとしたら、「とくに意味はないけど、寝る直前にはクルクル回らなきゃ落ち着かないから…」と言いそうな気がします。

愛犬が寝る直前にクルクル回るのは、異常な行動ではありません。犬それぞれに目的や意味があります。優しく見守ってあげたいですね。

情報提供元：わんちゃんホンポ