犬が思う『いい飼い主』の特徴４選　理想的な関係値とは？なにを意識すればいいの？

1.愛犬の気持ちを理解しようしてくれる

愛犬にとっての「いい飼い主」とは、やはり愛犬の気持ちをきちんと理解してくれる飼い主さんのことだと思います。

当然のことですが、犬は人間と共通の言語で意思表示することはできないので、すべての気持ちや意志を理解するのはむずかしいでしょう。

しかし、犬は表情やボディランゲージで感情を表現しています。そのため、日頃から愛犬の様子をしっかりと観察して、犬が見せるボディランゲージとその意味を読み取る努力をしましょう。

もちろん犬の気持ちを簡単に理解できるものではありませんが、飼い主さんがきちんと気持ちを理解しようとすること姿勢が大切なのです。犬の気持ちに寄り添おうと、あれこれ考えて試行錯誤してくれることは、愛情として十分伝わります。

愛犬の気持ちを少しでも理解できるように、コミュニケーションを大切にしましょう。

犬は頼りがいのあるリーダーを求めています。リーダーといっても厳しく指導するような態度を取る必要はなく、愛犬が困ったときに動じることなく落ち着いた対応をできることが大切です。

犬は自分が困ったときや不安を感じたときに、身も心も任せられる人のそばにいると安心します。そのため、愛犬が不安そうにしているときや、そばに寄ってきたときは優しく受け止めてあげてください。

また、犬はすぐ感情的になる人や気分次第でコロコロ態度が変わる人を信頼できません。犬と接するときは一貫性のある態度を心がけてください。

忙しく過ごしている飼い主さんは、犬の都合を考えずに自分のスケジュールを中心に動いてしまいがちです。

人間のように仕事や家事、勉強などをする必要がない犬は、どうしても飼い主さんの都合に合わせた扱いを受けることが増えてしまいます。しかし、犬にも感情や意志があり、食事や散歩、トレーニングなどの行動も自分なりのタイミングでおこないたいと考えることがあります。

そのため、犬の都合やタイミングを考えて、少しの時間でも待ってあげることができる飼い主さんは、犬からの信頼を集めます。犬は自分の意思が尊重されていると思えるからです。

犬は安心していられる居場所や、いつもそばにいてくれる人を求めています。

24時間常に一緒にいるという意味ではなく、離れている時間があっても必ず帰ってきて、食事を与えてくれて、散歩やお出かけを一緒に楽しんでくれる相手がいることで、大きな喜びと安心感を感じます。

そしてそれは、犬の寿命が尽きる最期まで必要なことです。犬が最期を迎えるとき、そのそばに大好きな飼い主さんがいてくれればきっと幸せを感じてくれることでしょう。

また、犬にはなかなか伝わらないかもしれませんが、愛犬の健康管理をきちんとおこなうことも「いい飼い主」の条件です。

日頃から愛犬のボディケアを欠かさず、定期的なワクチン接種や健康診断もおこなって、愛犬がすこやかに生きていけるようにサポートしてあげてください。

大好きな愛犬にとって「いい飼い主」でいたい、と思うことは飼い主として当然の気持ちだと思います。

愛犬の気持ちを理解しようとすることや愛犬の意思を汲んだ行動を取ることを日々怠らなければ、愛犬からの信頼を得ることは難しくないのではないでしょうか。

日頃から、愛犬とのコミュニケーションをしっかりと取れるように心がけたいですね。

情報提供元：わんちゃんホンポ