『犬のしつけ難易度ランキング』トップ4 ワンコに最も教えるのが難しいこととは?
犬の「しつけ難易度ランキング」
犬にしつけをすることは、愛犬が人間と一緒に幸せに暮らしていくうえで必要です。
しかし、どのようなしつけをするかで、その難易度は大きく変わってきます。場合によっては、プロのトレーナーにお願いすべきしつけも。
そこで今回は、「犬のしつけ難易度ランキング」でトップ4までのしつけについて解説します。もし今愛犬のしつけで悩んでいるならば、ご自身がいかに難易度の高いことをやっているか気付けるかもしれませんね。
1.トイレ
暑すぎる日、寒すぎる日、雨の日、体調の悪い日、愛犬が老犬になったときなど、(ちゃんとトイレのしつけをしておけば良かった…)と感じることが必ずあるかと思います。
トイレに関するしつけは、しつけそのものに興味を持ってくれて、意欲的で、何でもすぐに吸収してくれる子犬のときに済ませておくと、後々本当に楽です。
成犬にもトイレのしつけは可能ですが、外で排泄することに慣れてしまった犬に対して、無理強いをしないこと、外で排泄したいという欲求を抑えつけないことが大事だと思います。
また、老犬になってからトイレのしつけをする場合には、「健康であること」が最も重要になると思います。しつけが、老犬の体と心の負担にならないようにすることを意識しましょう。
2.歯磨き
犬にもデンタルケアは必須で、毎日できるケアには歯磨きがありますが、嫌がる犬が多いですよね。歯磨きが得意な犬はいても、「歯磨き大好き!」というような犬はなかなかいないと思います。
犬は虫歯になりにくく、歯周病になりやすいです。『成犬のほとんどが歯周病だ』と言われるほどです。
歯磨きができず、愛犬のひどい口臭や歯石でお悩みの飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。全身麻酔での歯石除去、迷いますよね。
歯石は菌の塊です。お口の中の菌は、ごはんやおやつやお水と一緒に運ばれて行きます。肺にも、心臓にも、脳にも届いてしまうんです。
犬のデンタルケアは、歯を歯ブラシで磨くことだけではありません。飲み水に混ぜるだけでデンタルケアができるアイテムもあります。お口の中や歯に吹きかけるミストタイプやスプレータイプのケア用品もあります。
美味しく食べてデンタルケアができる、サプリメントやおやつもあります。愛犬に合った歯磨きやデンタルケアを見つけてあげてくださいね。
3.無駄吠え
つい声を荒げてしまいそうになる愛犬の無駄吠え。インターホンの音に吠えてしまう犬は多いものです。
これについては、「あれこれ試してみたけど…」と、諦めてしまった飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
警戒して吠える、興奮して吠える、嬉しくて吠える…。愛犬が無駄吠えをする理由は何でしょうか。
犬が吠える理由は様々にありますが、「吠えなくてもいいんだよ」ということ、「吠えても無駄だよ」ということを教えてあげることで、無駄吠えは圧倒的に減ると思います。
吠えている最中に大きな物音を立てて驚かせたり、怒鳴ったり、「吠えたら嫌なことが起こる」ということを覚えさせる方法では、タイミングが重要なので、誤ると逆効果になる場合があります。
4.噛み癖
噛み癖は、原因を探ることが最も大事だと思います。
子犬の噛み癖は、乳歯から永久歯への生え変わり時期のムズムズ感が噛み癖の原因になりやすいです。噛んではいけないものさえしっかり教えていれば、永久歯が生え揃ったとき、噛み癖はなくなるでしょう。
犬には、遊びの一環で噛む、という行為が必ずあります。おもちゃを引っ張るときも、おもちゃを持ってくるときも、手や足を使うことはできないからです。噛んでいいもの、悪いものを教えてあげれば噛み癖の原因にはなりません。
狩猟犬として、噛むことに特化して改良された犬種である場合、狩猟本能から衝動的に噛んでしまうことがあります。飼い主では難しい場合、ドッグトレーナーなどプロのしつけを受ける必要性があるでしょう。
まとめ
犬のしつけ難易度ランキングトップ4を解説しました。
- トイレ
- 歯磨き
- 無駄吠え
- 噛み癖
難易度の高いしつけほど、必要性や重要性も高いものですよね。「どうして…?」と焦ってしまう飼い主さんの気持ちもよく分かります。
しつけは愛犬の安全と健康と命を守るものです。愛情を持って、根気強く教えてあげてくださいね♡
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