犬が人の『足元』で眠る理由とは?寝場所によって心理が異なるって本当?
飼い主の近くで眠りたがる犬は多い!その理由は?
飼い主さんがソファに座ってくつろいでいたり、ベッドで横になったりする時、愛犬が近くにやってきて添い寝しようとすることはありませんか。
飼い主の近くで眠りたがる犬はとても多いです。その理由は、最も信頼できる大好きな飼い主さんの傍にいることで、安心感を覚える体と言われています。
特に、就寝中や休憩中は無防備な状態に陥りやすいため、いつ敵に襲われるかわからないという警戒心を常に持っています。しかし、頼りになる飼い主が傍にいることで、その緊張感から解放され、安眠できるのです。
寝場所によって心理が異なるって本当?
犬の寝る場所によって、飼い主に対する心理や認識が異なるという説もあります。実際、犬が持つ本能的習性に従って寝る場所が異なることもあるようです。
- 胸元…甘えたい
- 顔付近…飼い主の顔や息遣いを感じて安心したい
- 少し離れた場所…離れていても居なくならないという絶対的な安心感
このように犬が眠る位置によって、多少意味合いが異なると言われています。しかし、体を密着させるように寝ている場合は、基本的に「安心するから」という理由が大きいでしょう。
飼い主あるある!犬が人の『足元』で眠る理由とは?
では、犬が人の足元で眠る場合、どのような心理や認識が考えられるのでしょうか。ここでは、犬が足元で眠る時に考えられる理由を紹介します。
1.信頼している飼い主の足元で安眠したい
足元で眠る理由として、犬が最も信頼している飼い主の足元で眠ることによって、安心して眠りに就くことができると考えている可能性が最も高いでしょう。
人の足からは、その人が持つ独特の匂いを発しているとも言われているため、より飼い主の匂いを感じようと足元を寝場所にしている犬もいると考えられます。
2.寂しさや不安を紛らわしたい
人の足元で眠る心理として、安心したいからという理由が挙げられると紹介しました。同時に、強い不安や寂しさを紛らわしたい時、飼い主の足元を選ぶ犬も多いです。
これは、飼い主に密着することで安心したい気持ちと、何か不安な出来事が襲い掛からないよう見張っていたい気持ちが混ざり合っていると考えられます。
3.「飼い主を守る」野生時代の本能が影響している説も
犬が人の足元で眠る理由として、野生時代の本能が影響しているのでは、という説もあります。
野生で暮らしていた頃、犬たちは群れで行動していたと考えられています。その際、休む時や眠る時はお互い背を向けた状態で、周囲を警戒しながら休息を取っていたという説が濃厚です。
この頃の習性が現代の犬たちにも受け継がれており、「飼い主を守り、自分も守ってもらう」という本能から足元を寝場所にしている犬もいるのでは、と提唱されているのです。
まとめ
いかがでしたか。犬が人の足元で眠る理由は、「飼い主の隣に行き安心したいから」「お互いに守り合う存在だから」という認識が濃厚です。ただし、誤って飼い主側が愛犬を蹴らないよう注意する必要があるでしょう。
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