『犬の吠え方』でわかる心理3選 「キャンキャン」「クーン」…それぞれどんな意味が隠れてる?
️1.子犬のマネ?「キャンキャン」「クーン」
1.甘えんぼ♡
かん高い声で「キャンキャン」と鳴いたり、頼りなさそうな声で「クーン」と鼻を鳴らすときは、わんこが甘えたい気持ちを表しています。こういった鳴き方は、子犬のマネをしていると考えられています。
つまり「自分はまだ子犬で守るべき存在だよ」「小さくて弱いから助けてほしいよ」と訴えているのです。あざといと言えばあざといですが、何とも可愛らしくてつい甘えさせてあげたくなってしまいますね。
2.要求吠え
甘えから派生して、ごはんやお散歩などを要求する場合にもこの吠え方をすることがあります。「弱いんだからお願い叶えてよ」という意味です。要求吠えがエスカレートすると更に強い吠え方になることが多いので、可愛く要求してくれているうちに要求吠えを直すべきでしょう。
3.苦痛を表していることも
ただし、こういった鳴き方をするときには、わんこが本当の意味で助けを求めている場合もあるので注意が必要です。つまり体のどこかに痛みや不調を抱えているケースです。
わんこは一般的に痛みに強い動物であるうえ、天敵に自分の弱みを見せたくない本能から、ギリギリまで苦痛を隠そうとします。明らかに痛みを訴えはじめた場合は、症状が重篤な可能性があります。すぐに動物病院を受診すべきでしょう。
️2.強さをアピール!「ガウガウ」「ウー」
威嚇の表現
甘えん坊な高くてか細い声とは対照的に、「ガウガウ」「ウー」という低い唸り声を上げるのは相手への威嚇の表現です。
威嚇というと自分の強さをアピールして「俺はこんなに強いんだぞ」と言っているイメージがあるかもしれません。もちろんその意味もありますが、威嚇には「それ以上近づいたら攻撃するぞ」という、いわば最終通告の意味が強く含まれています。
あからさまな威嚇の吠え方をしている場合には、むやみに近づいたり刺激したりしないようにしましょう。
️3.野生の本能!「ワオーン」
1.寂しい気持ち
最近ではわんこも室内飼いが一般的になってきたため、近所のわんこたちが次々に遠吠えをするという声もあまり聞かれなくなりました。
遠吠えは野生の本能であり、その心理は謎な部分も多いですが、一説では寂しさを感じて仲間に自分の存在をアピールしているとも考えられています。飼い主さんの不在時に遠吠えをしてしまうといった場合には、この可能性が高いでしょう。
2.体調の不安
身体に不調を抱えている場合にも、遠吠えをすることがあります。仲間がいなくて寂しいのと同様、体調に不安を抱えて心細くなっているのかもしれません。急に遠吠えをするようになった、他にも気になる症状が伴っているという場合には、動物病院に相談してみましょう。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?「愛犬と言葉が通じればいいのに」というのは全ての飼い主さんの願いかもしれませんが、愛犬の行動をよく観察し、鳴き声によく耳を傾けていれば、実は言葉がなくても意思疎通はできるということに気づくでしょう。
愛犬との絆をいっそう深まるためにも、愛犬の吠え方にどんな心理が隠されているのか想像力を働かせてみましょう。
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