『独占欲が強すぎる犬』の特徴5選　すべてを自分のものと思っているサインとは？改善策はある？

全部自分のもの！『独占欲が強すぎる犬』の特徴5選

愛犬が何か特定のものに固執し、他の人が近づこうとすると独占欲を見せる姿が頻繁にみられる…という様子に心当たりはありませんか。ここでは、独占欲が強すぎる犬が見せる特徴を紹介します。

お気に入りのおもちゃや食べ物または飼い主さんなど、自分のものだという意識が強い犬は、他の人に取られまいと近づかれると威嚇することがあります。

低い声で唸って威嚇したり、吠えて近づかせまいとする行動が見られます。他にも自分の体で覆い隠し、静かに歯を剥き出して見せる犬もいるようです。

自分のものだと思っている対象に他の人が近づくと、相手に取られないように間に割って入るような行動を見せる犬も多くいます。

例えば、飼い主さんと知人の間に割って入り、「この人は自分のもの」「僕のことだけを見ていてよ」と独占欲をアピールするのです。

自分の頭や体を飼い主さんやお気に入りのおもちゃに擦り付けて、匂いをつける犬は多くいます。しかし、独占欲が強い犬はこの行動を見せる頻度が非常に高いです。

犬は自分の匂いをつけることで、他の人や犬に「これは僕のものだ」とアピールします。つまり、この行動の頻度があまりにも多いということは、それだけ独占欲が高いということになります。

独占欲が強すぎる犬は対象を取られたくないという思いから、常に一緒に行動しようとする傾向も見られます。

大好きな飼い主さんが自分の手元から離れていかないか不安になり、依存心から常に後ろや隣をついて歩く犬も多いでしょう。また、お気に入りのおもちゃなどを部屋の中で常に持ち歩く犬もいます。

飼い主さんを自分のものだと考え、独占欲を強く見せる犬の中には、飼い主さんが自分以外に注目していることすら許せず、問題行動を起こしてでも注目を集めようとする犬もいます。

わざとトイレを失敗したりイタズラすることで、怒られてでも飼い主さんの気を引こうとするのです。リアクションしてしまうと行為がエスカレートするので、基本的にこのような行動は一度注意し、黙々と片付けましょう。

独占欲が強すぎると、吠えたり唸ったりと威嚇行動が激しくなったり、破壊行為や他者を傷つけるなどの問題行動につながる危険性もあります。

また、独占欲が強すぎる犬はストレスを感じやすく、体調不良や自傷行為に発展する恐れもあるので注意が必要です。

強すぎる独占欲を改善するためには、固執する対象を作らないことが大切です。例えば、おもちゃであればさまざまなおもちゃで遊ばせるよう意識すると良いでしょう。

飼い主に対する独占欲が強い場合は、きちんと信頼関係を築き、その上で適切な距離感を保つことが重要です。

飼い主への独占欲は「飼い主が自分から離れていってしまうかも」という不安からきています。そのため、信頼関係を正しく築くことで飼い主への強すぎる独占欲が改善されるでしょう。

いかがでしたか。独占欲が強すぎる犬は、すべてが自分の所有物だと認識している恐れがあります。問題行動がエスカレートしてしまうと、さまざまな危険性が考えられるので早いうちに改善に努めましょう。

情報提供元：わんちゃんホンポ