ペット不可の物件で犬を飼うとどうなるの?絶対NGな3つの理由や起こりうる最悪の状況
ペット不可の物件で犬を飼うことが絶対にNGな理由
「ペット不可」の物件であることが分かっていながら、そんな物件で犬を飼う人が時々いるようです。しかしそのようなことは、犬の幸せと命をも奪いかねない行為です。
ペット不可の物件で犬を飼うと起こりうる最悪の状況を予想できていないから、そのような無謀なことをしてしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、ペット不可の物件で犬を飼うことが絶対にNGな理由について詳しく解説します。「費用が安いから」「たまたま…」などという安直な理由で犬を不幸にすることは絶対にやめましょう。
1.他の住人から通報される
ペット不可の物件で犬を飼うと、他の住人から通報されることがあります。
お散歩に行くときに見られていた、鳴き声でバレた、などが挙げられるのではないでしょうか。通報先は、管理会社や家のオーナーです。
管理会社の人や家のオーナーが、突然訪ねて来ます。犬を飼っているのかどうかを確認するためです。
犬がいることが発覚すれば、いきなり退去するように言われたり、犬を連れ去らわれたりすることはありませんが、飼育を解消するように、と言われます。
このとき、引っ越しをする、家族に預ける、動物病院やペットホテルに預けるなど選択肢は様々ですが、絶対にしてはならないのが「犬を捨てる」ということです。
今お住まいの家がペット不可なのであれば、ペット可の家に引っ越しを済ませてから犬を迎えるようにしましょう。
2.賃貸契約を解除される
ペット不可の物件で犬を飼うと、賃貸契約を解除されることがあります。
『賃貸契約を解除しなければならない状態ですよ』という内容の書面が送られてきます。これは、賃貸契約を解除しますという予告の通知です。
基本的には、2週間~1カ月程度の期間が定められており、その期間内に「飼育を解消する」もしくは「引っ越しをする」などしなければなりません。
期間を過ぎてしまった場合には、『賃貸契約を解除します』という内容の書面が送られてきます。おそらく十分な引っ越し期間が設けられているはずですので、すぐにペット可の物件を探してそちらに引っ越しするようにしましょう。
3.強制退去させられる
ペット不可の物件で犬を飼うと、強制退去させられることがあります。
いきなり強制退去というわけではありません。事前に家のオーナーとの十分な話し合いが設けられるでしょう。
法律上、賃貸契約を解除された場合でも、いきなり強制退去させられることはありません。家のオーナーが訴訟を起こし、判決が得られれば強制執行されるという仕組みです。
だからといって、ペット不可の家で犬を飼っていいというわけではありません。
一時的に犬を保護しなければならないなどの事情がある場合もあります。そのような場合には、必ず管理会社や家のオーナーに相談しましょう。
まとめ
ペット不可の物件で犬を飼うことが絶対にNGな理由を解説しました。
- 他の住人から通報される
- 賃貸契約を解除される
- 強制退去させられる
犬を飼うときは、ペット可の物件であることが必須条件です。どんな犬なら飼育可能なのかもきちんと確認しましょう。物件によって「小型犬のみ可」「1匹のみ可」「中型以上の犬不可」など、さまざまな条件が設定されています。
「小型」という定義も曖昧です。チワワやポメラニアンは可、パグや柴犬は不可とされる場合もあります。
どうしても犬を保護する必要がある場合は、管理会社や家のオーナーに相談しましょう。後に飼う場合、引っ越しを済ませるまでは、家族・知人・動物病院・ペットホテルなどに預けましょう。
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