愛犬にさせてはいけない『雪道の散歩方法』4つ!トラブルから守るために飼い主がすべき対策
愛犬にさせてはいけない「雪道の散歩方法」
お住まいの地域によっては、雪道を毎日お散歩しなければならない犬もいるでしょう。我が家の愛犬たちには滅多に縁のないことですが、雪道のお散歩には多くの危険が潜んでいます。
そこで今回は、愛犬にさせてはいけない「雪道の散歩方法」を解説します。あわせて愛犬をトラブルから守るために飼い主がすべき対策も紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね。
1.いつもより急ぎ歩きのお散歩
雪道は凍結していることがあります。寒いからといつもより急ぎ歩きをすると、犬も人も転倒する恐れがあります。
雪道は足を取られてしまうことがあります。犬は必死でバランスを取ろうとします。そうすると、手足や関節に大きな負担がかかり、筋肉痛になったり、関節炎になったりする恐れがあります。
トラブルから守るために飼い主がすべき対策は、雪道のお散歩は、いつもよりゆっくり、慎重に歩くようにするということです。
ゆっくり歩くことに慣れていない犬は、つい急ぎ足になってしまいます。「○○ちゃんゆっくりね?」と優しく声をかけながら歩くとよいと思います。アイコンタクトも大事です。
2.交通量の多い時間帯のお散歩
雪道は車も滑りやすくなります。バイクや自転車も同じです。交通量の多い時間単にお散歩すると、愛犬も飼い主も交通事故に巻き込まれやすくなります。
とくに、自転車の交通量の多い時間帯は絶対に避けてほしいです。車やバイクはエンジン音によって気づくことができますが、自転車は音がしません。自転車は急に飛び出してくる恐れがあるため、雪道のお散歩だけではなく、普段から気をつけてお散歩してくださいね。
トラブルから守るために飼い主がすべき対策は、雪道をお散歩しなければならない日の交通量の多い時間帯を把握することです。
雪があまり振らない地域では、雪が降った日の交通量の多くなる時間帯が変ります。いつもより早く行かなければ、と思うからです。
3.雪が降る中のお散歩
雪が降っていると、視界が悪くなります。周りの人は、愛犬の存在に気づいていないかもしれません。踏みつけられたり、交通事故にあったり、出会い頭の犬同士の喧嘩にも注意が必要です。
雪が1日中止むことなく降り続ける地域もあるかと思いますが、そんな日のお散歩は無しにしてもよいのではないでしょうか。
どうしても排泄のためにお散歩に出なければならない場合には、少しでも止んだ隙を狙って行き、排泄が済んだらすぐに帰宅するようにしましょう。
トラブルから守るために飼い主がすべき対策は、毎日の天気予報をチェックすることです。降雪量の多い時間帯を確認するためのアプリをスマートフォンに入れておくと便利です。
4.長時間のお散歩
雪道を長時間歩くことは、愛犬にさせてはいけない雪道の散歩方法です。
肉球がしもやけになってしまいます。しもやけは痛痒さが続き、犬が執拗に肉球を舐めてしまいます。そうすると、炎症はさらに広がり、皮膚や肉球が爛れてしまうことがあります。
トラブルから守るために飼い主がすべき対策は、愛犬の手足や肉球が冷えすぎてしまう前に帰宅することです。
雪道の散歩で犬の肉球がしもやけになる原因は、冷やされて狭くなった皮膚表面の血管が、温められたことによって急速に広がることです。
嫌がらないのであれば、レインシューズを履いてお散歩することも検討されるとよいと思います。
まとめ
愛犬にさせてはいけない雪道の散歩方法を4つ解説しました。
- いつもより急ぎ歩きのお散歩
- 交通量の多い時間帯にお散歩
- 雪が降る中をお散歩
- 長時間のお散歩
雪道は、融雪剤などの薬剤が撒かれていることがあります。犬が舐めると、少量でも中毒症状を起こしてしまう恐れがあります。
手足に付着する場合もありますので、お散歩から帰ったら、温かいシャワーで洗い流し、ドライヤーでしっかり乾かしてあげてくださいね。
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