犬なしの旅行でチェックするべきこと3選 愛犬が安心安全に過ごすための選択肢とは
1.旅行中、犬をどこに預けるのがベストか
- 家族に預ける
- 犬を飼っている友人に預ける
- 犬が好きな友人に預ける
- ペットホテルに預ける
- 動物病院に預ける
- ペットシッターを依頼する
犬をどこに預けるのか。基本的には、このような方法があります。
家族に預ける
家族に預ける場合、同じ家で暮らしている家族なのか、別々に暮らしている家族なのかによって、大きな違いがあります。別々に暮らしているのでは、慣れない環境でお留守番させることになります。
友人に預ける
犬を飼っている友人に預ける場合、友人の犬と普段から触れ合う機会があるでしょうか。犬たちが、お互いに慣れていないのであれば、お互いに大きなストレスになるかもしれません。犬が好きな友人に預ける場合、犬と暮らした経験があるなら良いかもしれませんが、ただ犬が好きなだけなのであれば、犬のお世話について全く理解していないかもしれません。
ペットホテルに預ける
ペットホテルに預ける場合、24時間お世話や管理をしてくれる施設がおすすめです。ペットホテルから逃げ出してしまい、事故や行方不明になる犬がとても多いように感じます。どのような施設なのか、スタッフさんの雰囲気など、事前に確認しておきたいです。
動物病院に預ける
動物病院の場合、24時間体制ではないことがほとんどです。獣医さんやスタッフさんが帰宅した後は、ケージの中でお留守番することになります。病院が営業を再開するまで、誰のお世話も管理もありません。
ペットシッターを依頼する
どこかへ預けることに不安があるのであれば、自宅でお留守番をさせ、散歩や食事やトイレのお世話など、必要に応じて、ペットシッターに来ていただくという方法もあります。
2.旅行中、犬を預けるときに必要なこと、必要なしつけ
トイレトレーニング
トイレトレーニングは必須事項です。場所や環境が変わっても、トイレやシートの上で排泄をすることができるよう、しつけておかなければなりません。場所や環境が変わったことで、粗相をしてしまいやすくなります。預け先の方を困らせてしまわないよう、マナーベルト・マナーパンツ・おむつなどの着用に慣れておく必要もあると思います。
居場所
普段、部屋の中を自由に過ごしている犬も、預け先では、ケージやクレートの中で過ごさなければならないことがほとんどです。普段から、ケージやクレートの中で過ごす練習をしているでしょうか。鳴いたり吠えたりするからといって、全く慣れさせていないということもあると思います。
慣れない場所や環境で、さらに慣れないケージやクレートの中で過ごすということは、犬にとって大きなストレスです。監禁されているような気持ちになるかもしれませんし、不安や恐怖でいっぱいになるでしょう。
人に慣れておくこと
飼い主さんや家族の姿が見えなくなると、急に鳴きだしたり騒いでしまう犬がいますね。普段から、他の人と触れ合う機会を十分に与えているでしょうか。預け先では、他人のお世話を受けなければなりません。他人と同じ空間で過ごさなければなりません。
そのためには、見知らぬ人とでも落ち着いて過ごすことができるよう、人に慣れておく必要があります。見知らぬ他人を信頼するまではいかないかもしれませんが、食事やトイレなどの必要最低限のお世話を受けることができるようにはしておく必要があると思います。
3.旅行中、犬をお留守番させるための健康管理
狂犬病の予防注射、混合ワクチンの接種、寄生虫の予防などはお済でしょうか。狂犬病の予防注射は飼い主としての義務です。混合ワクチンや寄生虫の予防は、義務ではなく任意です。
しかし、預け先の方が困ってしまわないよう、愛犬がお留守番中に病気を発症してしまわないよう、確実に行っておく必要があると思います。お留守番をする期間が長い場合は、事前に獣医さんの診察を受け、今の健康状態を知っておくと良いです。体調が悪いのであれば、お留守番をさせない方が良いこともあります。
まとめ
旅行に出かけるときの犬のお留守番について、
- 旅行中、犬をどこに預けるのがベストか
- 旅行中、犬を預けるときに必要なこと、必要なしつけ
- 旅行中、犬をお留守番させるための健康管理
この3つについてご紹介しました。犬が安全に安心してお留守番するために必要最低限のことです。また、預け先でもお利口さんに過ごすために必要なことです。あなたの愛犬は、お留守番するための準備が整っているでしょうか。旅行を計画する前に、よく考えてみましょう。
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