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英語の能力を問う質問で、
「日常会話レベル(中級)」「ビジネスレベル(上級)」
みたいにくくられていることがありますよね。
そもそも、英語の日常会話とビジネス英語の間に
差を作っているものとはなんなのでしょうか?
まずはこちらの動画をご覧ください。
【英語学習】フォーマルな英語とインフォーマルな英語(BBC Masterclass: Formal and informal English)
端的にいえば、2者の最大の違いは敬語です。つまり、「日常会話は問題ない」=「タメ口ペラペラ」and「ビジネス英語も行ける」=「敬語でもペラペラ」といった具合です。
ここからここまでがビジネス英語という決まりは特にありません。ビジネスシーンで相手を不快にさせない言葉遣いをしましょうというのがビジネス英語です。目上の人には「了解しました」ではなく「承知しました」といいましょうといった感じです。
丁寧な英語を話したり、使ったりするというのは、使う単語・語句が長くなるので、そういった物差しだと、ビジネス英語というのは日常会話よりも難しいでしょう。
ただ、敬語や丁寧な言い方といった型は、覚えてしまえば、あとは場面に応じた単語をはめていけばいいので、難しくはないと思います。
ビジネス英語で必要とされる語彙を8000だとか、9000だとか謳っているウェブサイトがあります。確かに、多くの単語や熟語を知っているに越したことはありませんが、必ずしもその語彙数を覚える必要はありません。
例えば、メールや書類上のやり取りではライティングやリーディングのスキルを要求されるわけですが、わからない単語があれば、その都度調べればいいだけです。試験ではないのですから、別に無理やり暗記する必要はないわけです。
商談や会議、業務上の会話などは、それなりの語彙がないと理解できない箇所が生じることはあります。ただ、それぞれの業種で頻繁に使われる単語は仕事をしていく上で覚えられると思いますので、それらを優先的に覚えていくように効率的に語彙を増やしていけば、ストレスなく、ビジネスシーンでの英会話に対応できるようになるはずです。
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ライター/Jumpei
画像/ amberzen, CC licensed
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