日本中の誰もが知っているであろう、アニメ「サザエさん」のオープニングで最後に出てくる名場面。旬の果物の中からサザエさんやタマなどが出てきて、「日曜日の終わり」を感じます。

 この果物の部分をアップルパイで再現したのが、Xユーザーの七海しょーすけさん。このようなパターンも見てみたくなってしまうほど、マッチしています。

 そもそも、元となった「編み編みアップルパイ」は、本格的なものから可愛いキャラクターものまで様々なお菓子を作り続けている、citrusおにぎりさんの作品。

 普通のアップルパイを直近で何回か作っていた七海さんは難しいものも作ってみたいと思っていたそうです。そんな時にcitrusおにぎりさんの編み編みアップルパイを見て、「私も作ってみたい!」と決意。実際に挑戦してみました。

 その際、断面を見せるために編み編みアップルパイを半分にカットしてみたところ、「これはサザエさんのアレでは!?」とひらめき、間に市販の猫のフィギュアを配置し、Xにファンアート作品として投稿したのだとか。あらためて見ても見事に再現されており、ぜひアニメにも採用されてほしいと感じます。

 ただ、編み編みアップルパイの網目模様を作るのは「とても大変でした」と振り返る七海さん。綺麗に見せるためにパイ生地を均一にカットしなければいけなかったり、力を入れすぎると汚くなってしまったりするので、綺麗に見えるように頑張ったそう。

 苦労の末に完成した編み編みアップルパイは、「本家には及びませんが、リンゴらしい形に出来たのが良かった」とのこと。職場の人たちにも「美味しい!」と言ってもらい、あきらめずに挑戦して良かったと心境を明かします。

 ちなみにアップルパイの間に配置した、腰をフリフリしている猫のフィギュアはカプセルトイで購入した人形。猫の部分は最初、絵を描くか画像を印刷しようと考えていたものの、人形の方が良いと思って以前購入した人形を使用したそうです。

<記事化協力>
七海しょーすけさん(@kajyouakira
citrusおにぎりさん(@citrusorange8

(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024121002.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「サザエさん」の名場面をアップルパイで再現!食べるのがもったいない