月刊神戸っ子、一部で報じられた折田楓氏「Kobecco」との関係性を否定

　神戸のタウン情報誌「月刊神戸っ子 KOBECCO」が、11月27日に自社サイト内の「KOBECCO編集部ブログ」で声明を発表しました。

　同誌は、株式会社merchu（メルチュ）代表の折田楓氏との関係性をめぐり、多数の誤情報が拡散されていると説明。これにより、業務に深刻な影響が及んでいることを明らかにしました。

　発表によると、一部メディアにおいて折田氏が同誌の立ち上げに深く関わっているかのような表現がなされており、読者や関係者から多数の質問や問い合わせが寄せられているそうです。

　事実として、過去に同誌の撮影において折田氏がモデルとして参加したことはあるものの、それ以外の編集作業、記事執筆などの活動には一切関与していないとのこと。

　また、メルチュが運営するSNS「Kobecco」とも、全く関係がないと説明。「月刊神戸っ子 KOBECCO」は全て大文字のローマ字表記「KOBECCO」であることを強調しています。

　このような誤情報を発信した該当のメディアには、記事内容の訂正および写真の削除を速やかに行うよう、正式に依頼を行っているものの、一部メディアからの対応が確認できていないため、さらなる法的措置も視野に入れているとして、対応を進めているとのこと。

　今後はこうした混乱を未然に防ぐため、社内での情報管理と外部媒体への監視体制を強化していく、と方針を示し、「皆さまに信頼される雑誌作りを心がけ、より良い情報をお届けできるよう努めてまいります。今後とも『月刊神戸っ子』をどうぞよろしくお願い申し上げます」と、締めくくっています。

（山口弘剛）

情報提供元：おたくま経済新聞