部屋の真ん中にドーン!と置かれているのは、真っ二つに切断された車の後ろ部分。絨毯が敷かれたフローリングのごく普通の部屋に対して、その存在は違和感ありまくりです。

 この写真を投稿したのはXユーザーのづっきーさん。ソファが欲しくて買ったそうなのですが……え、これがソファ!?突っ込みどころしかありません。

 黒光りしている車のボディと黒い革のシートは高級感があるものの、部屋の中で異彩を放っています。づっきーさんの「デカすぎたかな?」というコメントには、「当たり前だろ!」と突っ込まずにはいられません。ただ、車好きには堪らないかもしれませんね。

 そもそも、なぜ車の後部座席を部屋のソファにしようと思ったのでしょうか。づっきーさんにうかがうと、「たまたまソファベースの車が近所で売っていたから」と一言。意外とシンプルな理由ですが、ソファのために車を購入してしまうところが凄いです。

 車を切断する際は、鉄や木材などを切断する電動工具「セイバーソー」を使用。もちろん、車を真っ二つにしたのは初めてとのこと。こんなことができるのは仕事などで同じようなことをされているのかとも思ったのですが、あくまでも趣味の一環なのだそうです。

■ 軽量化にも成功!

 大変だったことは、外す部品の多さ。さらに車を支えるための土台を残してカットしたり、軽くするために余分な鉄部分をマジックで切り取り線を書いて切り取ったりしたこと。この大変な作業を経たおかげで軽量化に成功したといいます。

 「平成の高級なソファ特有のおしりに形を合わせてくれる柔らか味のある革のシートで、座り心地も良くてずっと休憩してしまったりゴロゴロしたりしています」

完成した後部座席のソファの座り心地に、づっきーさんも気に入っている模様。

 さらにシートとシートの間を見てみるとドリンクを置くところも付いており、「とても満足度が高く地球環境問題に配慮した家具になりました」と、嬉しそうに語っていました。

<記事化協力>
づっきーさん(@ZucckyQuality75

(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024091702.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 車を半分に切断!車の後部座席をリビングのソファに ユニークな発想に驚き