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暑い夏にピッタリのアイス「ガリガリ君」。X(Twitter)ユーザーの県大会さんは、それをダンボールで再現してしまいました。
ダンボールなのでもちろん食べることはできないものの、なんだか見ているだけで涼しい気分に。それほどクオリティーが高く、ディテールにこだわった作品となっています。
これまで戦車や昇竜、たけのこの里など、様々なテーマのダンボールアート作品をXに投稿している県大会さん。どの作品もダンボールで作ったとは思えないものばかりです。
今回の「ガリガリ君」も本物そっくり!口の中の氷の粒をたくさんの小さなダンボールで表現したりするなど遊び心も満載。見ていて楽しい気持ちになります。
制作期間4日で完成したという作品には、「発想とクオリティーがヤバい!」「食べたくなります!」など、称賛の声が寄せられています。
―― ダンボールアートを始めたきっかけを教えてください。
小さい頃から工作は好きでしたが、中学2年生の時に左足大腿骨を骨折し、2か月間ほぼ寝たきりの状態で入院していました。その時にダンボールで靴を作ったところ看護師さんにすごく褒めてもらい、それがすごく嬉しかったので本格的にダンボールアートを行うようになりました。
―― まさに怪我の功名ですね(笑)。今回のテーマを「ガリガリ君」にした理由は?
立体にしてインパクトがありそうだと母にすすめられたからです。
―― 制作期間は4日とのことでしたが、作る上で大変だったことなどを教えてください。
二次元と三次元の間の作品になるよう、薄い厚さで立体感をもてるように作ったことです。それからカラーのものを一色で表現することも苦労しました。
口の中の氷のところを段ボールとボンドであえて表現したり、右上の氷のところを固めた平らなボンドで表現したりしたことです。
他にもソーダと書いてあるところの段ボールを0.5枚剥がしてグラデーションにしたり、段ボールの断面をたくさん使うことで誰でも材料が思い浮かぶようにしたりしています。
―― 見事に再現された作品ですが、改善点などありますか?
顔のあたりのインパクトが少し足りなかったことや、口の中の氷の量をもっとたくさん入れてもよかったこと。また、細かい文字まで表現しきれなかったことです。
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こだわりが詰まった素晴らしい作品だと思っていたのですが、県大会さんはまだまだ満足していないようです。これは、末恐ろしい逸材を発見してしまったかもしれない……!
<記事化協力>
県大会 ダンボールアートさん(@kentaikai0807)
(佐藤圭亮)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024072502.html