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任天堂株式会社の公式Xは、7月10日22時に「笑み男」という新作タイトルを突如発表。トレイラー映像とティザーサイトを公開しました。
わずか19秒の映像には、トレンチコートを着用し、不気味に笑う顔が描かれた紙袋を被る人物が、薄暗がりの中で佇む様子が映っています。この時点ですでに……怖い。怖すぎる。
映像冒頭には「視聴者に不安を与える恐れのある表現が含まれます」といった注意書きがなされ、直後にニンテンドースイッチのロゴが表示されることから、新作ゲームの予告であることは間違いないでしょう。
一方のティザーサイトには「笑み男」のタイトルと共に、人物が被る紙袋の表情が時折変化する様子も見られますが、それ以外の情報は一切明かされておらず。
この雰囲気からしておそらく……いや、ほぼ確実にホラーゲームであることは見当がつくものの、「笑み男」とはいったい何者なのか、謎が謎を呼ぶ内容となっています。
なお、海外向けにも同じタイミングで公開されており、こちらには「WhoIsEmio?」のハッシュタグが用いられていることから、笑み男の読みが「えみお」であるとみて間違いないでしょう。
また、YouTubeのトレイラー映像では日本版には年齢制限がないものの、海外版には制限が設けられているという違いも。海外版には「MATURE 17+(17歳以上)」の表記が記されています。このため、ゲームのプレイにも17歳以上対象(CERO:D)、もしくは18歳以上のみ対象(CERO:Z)というレーティングが定められるかもしれませんね。
それにしても、任天堂が手掛けるホラーゲームといえば、近年では心当たりがありません。分類上は「ルイージマンション」が該当するのでしょうが、やはりコミカルな要素を含みます。
どちらかというと子ども向け、ファミリー層向け、なソフトを手掛けるイメージの強い任天堂だからこそ、より一層の恐怖を引き立てているのかもしれませんね。
深夜帯における突然の発表ながら、「笑み男」はSNSでも大きな話題に。
「怖すぎる」といったコメントの他、特に多かったのがやはり「紙袋を被る人物」についての反応で、ギルティギアシリーズの「ファウスト」やペルソナ2の「紙袋の男」、または「笑ゥせぇるすまん」を連想したという声が多く寄せられています。
紙袋を被る人物の正体はいったい何者なのか、そしてどのようなゲーム内容となるのか、続報に注目です。
<参考・引用>
任天堂株式会社公式Xアカウント(@Nintendo)
Nintendo of America(@nintendoamerica)
Nintendo 公式YouTubeチャンネル
※掲載画像は任天堂公式YouTubeチャンネルのスクリーンショットです。
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024071103.html