「8番出口」にそっくりすぎる駅通路 思わず異変を探しちゃう

 インディーゲームながら、PC版の売り上げが50万本を超えるなど大ヒットを記録したホラーゲーム「8番出口」。舞台となる駅構内を模した地下通路は、当然架空のものである……はず。

 しかしながら、ゲームに登場する通路とあまりに瓜二つな写真が、Xで大きな注目を集めています。もちろん若干の違いはあるものの、それすらゲーム内における「異変」のひとつではないか?と感じるほどにそっくり。これはいったい……。

 写真の投稿主である「はるまき&はるぴぃ」さんに話を聞くと、これは東京都江東区・豊洲駅の通路で、夫が仕事で客先に行った帰りに通りかかり、撮影したものとのこと。あまりのそっくり具合に、夫も「8番出口に迷い込んだ!」と驚いた様子でメッセージを送ってきたそうです。

 すでにゲームをプレイし、「全異変回収済み」と、やり込んだ投稿主さんも、この写真を見た瞬間は「似てるな」と感心。はじめは似ている写真のスクリーンショットを送って来たと思ったそうですが、後から夫が今いる場所だと聞いてびっくりしたとのことでした。

 たしかに、壁や天井のタイルや、右側に配置された扉など、ゲームとの共通点が多く見受けられます。進めば今にも奥からサラリーマンのおじさんが歩いてきそうな……夫が”迷い込んだ”と錯覚したのも無理はありません。

 それは多くの方にとっても同じだったようで、投稿についた「いいね」の数は8万件。「ゲーム画面と思っちゃった」「ここをモデルにしたんじゃないかってレベルで似てる」と、8番出口プレイヤーらから共感の声が相次いで寄せられています。

 ゲームでは通路内に起こる異変を見逃さないようにしつつ、0番出口から8番出口を目指す必要がありますが、このあと夫は無事に帰宅したとのこと。異変に巻き込まれずに済んで、ホッと一安心です。

<記事化協力>
はるまき&はるぴぃさん(@harumaki3akaha

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024070102.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「8番出口」にそっくりすぎる駅通路 思わず異変を探しちゃう