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最近テレビやインターネットなどで目にする「子供部屋おじさん」というワード。これは実家の子供部屋で大人になっても生活を続ける独身の中高男性のことです。
X(Twitter)ユーザーの山椒魚ザクさんは言葉の意味を少し勘違いし、自分のことだと思ってしまった模様。その理由を投稿すると「もはや玩具屋」と称賛されています。
「そうか子供部屋おじさんってこう言うのを指すんじゃなかったのか」と、Xに写真を投稿した椒魚ザクさん。写真にはガチャポンやゲームの筐体などが部屋中にビッシリ飾られている様子が写っています。「玩具屋」と言われても不思議ではありません。
まるでこの空間だけ昭和の時代にタイムスリップしたかのように、懐かしい玩具が綺麗に保管されています。これは子供部屋のレベルをはるかに超えている……。今ではなかなか手に入れることが難しい貴重な玩具も沢山あるのではないでしょうか。
―― どれくらい前から玩具を集め始めたのでしょうか?
元々物を集めるタイプのオタクではあったのですが高校卒業、就職と同時にオタクを1度卒業しました。14~15年前にとある掲示板で「SDガンダム好きだけが集まるオフ会」なるものとSDガンダム好きが集まるスレッドに出会ったのが再燃のキッカケです。
―― 玩具の中でも主にどのようなものを集めているのでしょうか?
自分の思い入れのある昭和~平成にかけての「ボンボン、コロコロ掲載」の玩具や魔法少女玩具がメインです。さらにSDガンダムもメインで、他にも有名所ではポケモン、セーラームーン、ミニ四駆、ゴジラ、ウルトラマンなど数えたことはないのですが1万点以上は間違いなくあると思います。
―― 1万点以上!?本当に博物館が作れそうですね。どれくらいの広さの部屋に玩具は飾られているのでしょうか?
実は拡散された写真は引っ越す前のアパートで、6畳ほどだったと思います。今は11畳あるかないかくらいの広さになり、飾るためと状態よく保存するための隠し部屋を設けたり棚は基本DIYをしたりしています。
―― コレクションの中で発見した時に一番嬉しかったものは何でしょうか?
仕事中にたまたま発見した、畑の中にささって放置されていた「きゃらか~んの什器」です。すぐに畑の持ち主を周辺で聞き込んで調べ、譲って頂きました。
お金を払って手に入れられるような物ではないので、出会った時は5度見しました。いまはレストアして立派なショーケースに生まれ変わっています。
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まさか畑の中にささっていたものまであるとは……。玩具への並々ならぬ愛情を感じます。1度、山椒魚ザクさんの「子供部屋」へ遊びに行き、1万点を超えるコレクションを生で見てみたいと思ったのは筆者だけではないはず。今度どのような玩具が増えていくのか楽しみです。
<記事化協力>
山椒魚ザクさん(@takeshi501xx)
(佐藤圭亮)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024052808.html