ふとした時に「子どもがいるのが不思議になる瞬間がある」。

 そんな感覚を持つママは意外と多いようで、SNSに投稿された漫画家のたきもとキウイさん(以下、たきもとさん)による4コマ漫画が反響を呼んでいます。

■ 子どもがいるのが不思議になる瞬間がある

 4歳の娘さんを育てているたきもとさんが、「たまにすごく実感すること」とは、「自分の子どもがいる」ということ。

 何気ない日常の中で、「子どもが家にいるな……」と不思議な感覚になり、「ふーん、このかわいいの私が産んだのか」、「私がお母さんなんてすごいなぁ」と子どもの存在を実感することがあるといいます。

 たきもとさんによると、この不思議な感覚は娘さんが産まれてから何度か感じているとのこと。「ぼんやりしてる時にふと感じるときが多いですね」と教えてくれました。

■ 「超わかる」「私だけじゃなかった!」など共感の声

 この投稿に子育て中のママたちから共感の声が多数。「超わかる」、「私だけじゃなかった!」といった声や、「新生児のザ赤ちゃんが隣にいる不思議」、「ふと『この赤ちゃん私の子どもなんだよな』って不思議に思う」、「遠くにいると特に『あの子供…私のか…。へぇー』ってなる」、「月イチ位でふと思う」、「言語化しづらい感覚」といった声が寄せられています。

 コメントを受けて、同じような感覚になるママが自分以外にもたくさんいて安心したというたきもとさん。

 この不思議な感覚について「文章化するのは難しい」と前置きした上で、「親になった実感の一部」と考えているとのこと。「過去の自分と今の自分を比較したときに、現在にいる子どもの存在にギャップを感じるのかな」と推測しています。

 子どもを産んでから目まぐるしく過ぎる日々の中で、知らぬ間にすっかりママとして生きている私たち(筆者も子をもつ親の一人)ですが、これまで生きてきた年数と比較するとママになってからの人生はほんの数年。ほっと一息ついたときに、「子どもがいる自分」を不思議に感じるのは、無理もないのかもしれません。

<記事化協力>
たきもとキウイ 4歳の育児漫画さん(@kiwi13902099

(一柳ひとみ)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024050802.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 育児中の言語化できない感覚に共感よせられる 「子どもがいるのが不思議になる瞬間がある」