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英語を習い始めた中学生の頃に、頑張ってネイティブ風に発音してみたらからかわれた、という経験のある方は意外と多いのではないでしょうか。
新潟県にあるフルーツトマト専門農家「曽我農園」の中の人もその一人。中学生の頃に英語の授業でトマトのことを「タメィロゥ」と発音したらまわりに笑われたそうなのですが……それが悔しく、取り扱うトマトに「タメィロゥ」という商品名をつけてしまいました。
「5月からタメィロゥの販売がはじまります」と、4月18日にSNSで告知した曽我農園さん。
投稿された写真には「高濃度海水栽培 フルゥツタメィロゥ」「一箱税込3000円」などの販売情報に加え、商品名を「タメィロゥ」にしたエピソードも書かれています。これは見たら絶対に気になる……。
実際のところ「タメィロゥ」に対する購入者の反応はどうなのでしょうか?曽我農園さんに話をうかがいました。
――「タメィロゥ」は、何年ほど前から販売されている商品なのでしょうか?
3年前から販売していて、販売時期はだいたい5月~6月です。
――「タメィロゥ」の特徴を教えてください。
肉厚で甘みと酸味がギュッと詰まっています。トマトの表面から出る筋(スターマーク)がとても強く出ます。
――「タメィロゥ」と流ちょうに話されていたということは英語が得意だったのでしょうか?
いえ、得意ではなかったですが、英語は発音が大事だと思っていました。
――「タメィロゥ」を購入される方のリアクションなどを教えてください。
買う時に皆さん恥ずかしそうにはにかんでいますが、とっても美味しいと評判です。食卓のちょっとした笑いになれば幸いです。
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「タメィロゥ」という文字を読んでいると、「タメィロゥ」と無性に言いたくなってくる病にかかってしまった筆者。今は「タメィロゥ」が食べたくて仕方ありません。
<記事化協力>
フルーツトマトの曽我農園SOGA FARM トマトの世界さん(@pasmal0220)
(佐藤圭亮)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024042101.html