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エアコンを取り付ける工事を行う際、場所によっては壁に穴を開ける必要がありますが、人が行う以上どうしてもミスが発生してしまうことはあるでしょう。
しかし、それをそのままにしておいていいはずがありません。業者のずさんな対応をXユーザー「ゆまねこ」さんが投稿し、物議を醸しています。
添えられた写真に写っているのは、ゆまねこさんの自宅、1階から2階に上がる階段の途中の光景。側面(側桁)の部分に、丸くぽっかり穴が開いてしまっているのが一目で分かります。
工事が行われたのは、2023年12月中旬のこと。1階のリビングにエアコンを新設しようと、業者に依頼したところ、誤って穴を貫通させてしまった……というのが、事の発端でした。
当時、ゆまねこさんは自宅におらず、別の者から電話で報告を受け、業者とも電話でやり取りをすることに。その場で謝罪の上「保険の請求をして何とか修繕する」という約束を取り付けたのだそう。
その内容としては「業者側が別業者を手配して直す」という段取りだったものの、対応が遅く、穴も開きっぱなしの状態だったため、ゆまねこさん側で手配して修繕して良いかたずねると、業者側はこれを承諾。現在、穴は閉じられている状態になっています。
当然ながら、修繕費用はゆまねこさんが一時負担しているので、業者側がその額をゆまねこさんに支払わなければなりません。かかった費用を業者側に伝え、いざ請求段階となったところで、以降一切の連絡が取れなくなってしまったのだそうです。
「契約書などを巻かずに帰してしまったのが悔やまれます」と、ゆまねこさんは当時を振り返りますが、一般家庭でも同じような被害を受けた時に、「契約書を交わさなきゃ」と考えられる家庭がどれほどあるでしょうか。これは業者側の性善説によって成り立つべきでしょう。
ゆまねこさんは投稿にて明るく振る舞っていますが、内心では怒り心頭であることは想像に難くありません。「誠実に対応できないなら、こちらもしっかり対応するつもりなので、お早めのご連絡をお待ちしてます」と、業者側に対して呼びかけを行っています。
<記事化協力>
ゆまねこ@公認会計士ミニマリストさん(@maaaayuuuu59)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024040701.html