この春から初めて一人暮らしをする人、一人暮らしを経験したことのある人を対象にした「若者の一人暮らしにおけるネット環境に関する調査」の結果が発表されました。

 対象の約8割もの人が「引っ越し後3日以内にインターネットを使いたい」と回答。さらに、引っ越し後の生活空間の不十分さで憂鬱になった“引っ越しブルー”の1位は「Wi-Fiが繋がらない」でした。

 今回の調査を行ったのは、コンセントにさすだけで自宅のWi-Fiがつながるホームルーターなどで「WiMAX +5G」を提供しているUQコミュニケーションズ。

 本調査は、2024年春より初めて一人暮らしを始める予定の全国18歳~29歳の男女553人と、これまで一人暮らしを経験したことがある全国18歳~29歳の男女275人を対象に実施されています。

■ 寂しさを紛らわすためにはネット環境の整備が欠かせない

 今春一人暮らしを始める人に「理想の一人暮らし」について聞いてみたところ、1位「何も考えずゆったりとした時間を過ごす」(66.5%)、2位「時間を気にせず趣味に没頭する」(59.9%)、3位に「YouTubeの動画を見まくる」(44.8%)と、時間をきにせず気ままにやりたいことが上位を占めました。

 なお、3位に「YouTubeの動画を見まくる」が入っていますが、実は5位にも「動画配信サービスで動画を見まくる」(40.5%)がランクイン。好きなだけ動画コンテンツを楽しみたい人が数多くいることが判明しています。

 一人暮らしの経験者に「一人暮らしで寂しい時の過ごし方」を聞いてみても、第1位が「YouTubeのおすすめ動画を見る」(50.2%)、第2位が「SNSを見る」(47.3%)という結果に。インターネットを利用した過ごし方が上位に挙げられ、一人暮らしの寂しさを紛らわすためには、ネット環境の整備が欠かせないことが明らかになっています。

 「引っ越し後にネット環境が整うまで何日なら許容できるか」という問いには、今春一人暮らしを始める人の約半数(46.8%)が「その日に使いたい」と回答。「1日~3日」(30.6%)とあわせると、約8割(77.4%)の人がネット環境を「引っ越し後3日以内に整えたい」という結果になりました。

■ 電気・ガス・水道を凌いで「Wi-Fiが繋がらない」がトップ

 一人暮らしの経験者に一人暮らしを始めた時、「生活空間の不十分さで憂鬱を感じた原因」について質問したところ、電気・ガス・水道を凌いで「Wi-Fiが繋がらない」(33.5%)がトップに。

 さらにWi-Fiが繋がらなくて憂鬱だったと回答した人に具体的な経験を聞くと、第1位が同数(38.0%)で「動画の画質が低くて動画を楽しめないこと」と「スマホが通信速度制限にかかってしまうこと」が挙げられました。

 ネット環境が整ってなくてYouTubeなどの動画を十分に楽しめないことは、一人暮らしをする若者にとって大きなストレスの原因になっているようです。

<出典>
若者の一人暮らしにおけるネット環境に関する調査
UQコミュニケーションズ株式会社「WiMAX +5G|UQ WiMAX

情報提供:UQコミュニケーションズ

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024032602.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 引っ越しブルーの1位は「Wi-Fiが繋がらない」 UQが若者の一人暮らしにおけるネット環境を調査