今にも泣き出しそうな表情をみせているのは、柴犬・こじろうくん。今生の別れと言わんばかりの切ない空気を漂わせていますが……。

 実は飼い主さんが「ちょっとそこまで」と、買い物に行く一瞬の別れの間際。玄関まで見送りにきたときに撮られた表情でした。いやいや「ちょっとそこまで」なんだよ……。

 普段は写真とは違ってドライで、買い物用のバッグを見せて「ちょっと行ってくるね」と声をかけても無言でクレートの中に入るというこじろうくん。

 しかし、この日は珍しく部屋の外まで追ってきたものの、いつも通り無言でこうして見送っていたそうです。「大丈夫だよ、すぐ戻って来るよ」と話しかけても動かず、ジーッ。

 今回のような見送り方は「初めて」と飼い主さん。買い物にでかけたはいいものの、こじろうくんの行動がいつもと違っていたので「体調が悪いのかな?」と心配になり、ものすごい早さで買い物を済ませて帰宅したそうです。

 ところが……こじろうくんは特に変わったところも無く反応も極薄……。普段通りだったのだとか。

 普段のこじろうくんはお出迎え時もドライ。飼い主さんが帰宅しても大体クレートの中にいます。飼い主さんが購入品を片付けていると、ソーッと近寄り終始無言でバッグのニオイをかいだりしているそうです。

 帰宅したら普段どおりの「極薄」反応のこじろうくんをみて、飼い主さんも「何だったのだろう?」と首をかしげつつも、とりあえず何事もなくて良かったと一安心したとのことでした。

 それにしてもなんだったのでしょう?「オヤツ買ってきて」「一緒につれてって」のおねだりだったのかも?想像はつきません。

<記事化協力>
T.Katsumiさん(@ChinaObachan517

(佐藤圭亮)

いつもはドライなのに……悲しい表情で飼い主を見送る柴犬 | Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 いつもはドライなのに……悲しい表情で飼い主を見送る柴犬