キャッシュレス化が進む昨今、買い物のほとんどに現金を使わなくなった人も多いのではないでしょうか?SNSユーザーのバビディ|シンママ 管理栄養士さん(以下、バビディさん)もその1人。

 日用品などはデビットカードやスマホ決済で支払いをしているそうですが、その影響があらぬ所にでているようで……。子どもとキャッシュレス化にまつわるエピソードが漫画で投稿されています。

■ お買い物ごっこでもらった玩具の紙幣を……

 バビディさんは、現在3歳の息子さんを持つシングルマザー。通園している保育園で、お買い物ごっこをして帰ってきた息子さんと話をしていた時のことです。

 「お店屋さんごっこ楽しかった?」と聞くバビディさんに対し、「電気屋さんとかたこ焼き屋さんでお買い物したよ!」、「お兄さんお姉さんが作ってくれたの!」と楽しそうに話す息子さん。

 貰って帰ってきたたこ焼きや、玩具のお金を見ながらの親子の微笑ましい会話ですが、次の瞬間、息子さんは手に取った玩具の1万円札を何の躊躇もなくビリビリと破り捨てたのだとか。

 ふいの出来事にびっくりするバビディさん。偽物と分かっていながらも、目の前で1万円札が破れたことにびっくりし、思わず「ぎゃっ!」と声がでたそうです。

■ 1万円札は「薄汚い紙」!?

 しかし、よく考えてみると、息子さんは現金で品物を購入しているところをほとんど見たことがないため、本物の1万円札の価値自体がわかっていないのではないかと気づいたバビディさん。

 息子さんは、カードやスマホがあれば買い物ができると認識しており、本物の1万円札も「薄汚い紙」程度の認識なのでは……と思い至ったそうです。

 子どもの「お金」に対する認識について考えさせられるエピソード。大人にとっての「紙幣の価値」と子どもにとっての「紙幣の価値」は時代とともに大きく変わってきているのかもしれません。

<記事化協力>
バビディ|シンママ 管理栄養士さん(@Bobbidi723

(一柳ひとみ)

子どもにとって1万円札はただの紙!?「紙幣の価値」を考えさせられるお話 | Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 子どもにとって1万円札はただの紙!?「紙幣の価値」を考えさせられるお話