「怖いもの見たさ」という言葉もあるとおり、怖いものは見たくないけど、好奇心からつい見てしまいたくなるものです。

 刺繍作家の田口ナツミさんのお子さんたちは、意外な方法で怖さを軽減。その方法は大仏マスクをかぶることでした。予想の斜め上を行く方法に、田口さんも爆笑しています。

 SNSで「映画でちょっと怖いシーンになると大仏でガードする3歳と4歳」と写真を投稿した田口さん。写真にはリビングのソファーで、大仏マスクをかぶりながら映画を見る2人のお子さんの姿が写っています。

 怖いシーンになると大仏マスクを手でおさえ、怖がりながらもテレビ画面を見つめる2人……。顔が大仏というだけで「ガードされている」という意識が働き、なんとか見ることができるようです。

 2人が見ているのは「ハリー・ポッターと賢者の石」。闇の魔法使いであるヴォルデモートが登場したシーンで大仏マスクを使用したそうです。たしかに、ヴォルデモートの顔や雰囲気は怖いので、大仏マスクでガードしたくなる気持ちもわかります。

■ 大仏好きのお子さんのために購入

 ちなみに大仏マスクは、仏像好きの4歳のお子さんのために購入したもの。お子さんは非常に怖がりで、普段からオバケがいないかまわりを気にしたりすることもあるのだとか。そのため購入してからは怖いものを見た時は大仏マスクでガードするようになったそうです。

 田口さんは今回の投稿にコメントする形で、お子さんが日常的に大仏マスクを使用している写真も紹介しています。

 今回の投稿は、9万1000件を超えるいいねを集め、「どんなポーズしていても可愛いw」「ナイスガード」「暗闇で大仏に会うとちょっと怖いなw」などのコメントが寄せられています。写真を見た人たちも2人の可愛くて面白い姿を楽しんでいるようです。

<記事化協力>
田口ナツミさん(@NatsuTagu

(佐藤圭亮)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 子どもが考えた恐怖に打ち勝つ方法がほほえましい 怖いもの見たさのときは「大仏マスク」で顔をガード