フレッシュネス「キングサーモンバーガー」はさすが王者の貫禄　深く濃い味わいに大満足

　秋も深まり、料理がより美味しく感じられる季節となってきました。この時期になると、飲食業界では様々な新商品を打ち出し、我々の食欲をバグらせようと仕掛けてきます。

　そんな食欲の秋に、「フレッシュネスバーガー」から登場した商品も、これまた魅力的。それが「キングサーモンバーガー」です！

　「キングサーモンバーガー」（790円：税込）は、フレッシュネスバーガーより10月25日に発売された期間限定の新作メニュー。

　「キングサーモン」自体そもそも、スーパーなどでは滅多にお目にかかれないほど希少性のある「幻の高級魚」。このため単価が高く、フレッシュネスでも商品紹介の中で「私たちチェーン店ではなかなかご提供できないのが実状」と説明しているほどです。

　それほど珍しい魚が食べられるなんて……。しかもファストフード店で。これはもはや、「ジャンクフード」とは呼べないのではないでしょうか。

　ということで、さっそくお店にいって「キングサーモンバーガー」を注文してみました。

　到着した店舗でまず目についたのが、入り口に貼られた「キングサーモンバーガー」のポスター。キングの名にふさわしい、圧倒的な存在感を漂わせています。

　ただし、これはポスター、多少盛ってあるに違いない。実物はどんなものなのか、しかと確認させていただく。

　セットメニュー（ドリンク・サイドメニュー）で頼み、待つこと数分……でてきました。ついに対面「キングサーモンバーガー」です。うおおお、ポスターどおりだ！そして圧倒的な佇まい。

　「俺がキングサーモンだ」、「俺が王だ」と言わんばかりの貫禄。

　ではそんな「王」の「王冠」をはずして中身を見てみましょう。

　もはやバーガーというより、普通の料理と言ってもいいレベル。中身は「キングサーモンフライ」を筆頭に、「スクランブルエッグ」「ほうれん草」、そして生クリームとチーズ使用のホワイトソースを合わせた「コク旨スピナッチクリームソース」で構成されております。

　断面を見てみると、キングサーモンにたっぷりのソース。溢れんばかりのソースは、バーガーなのに、手で持つことを完全に拒否したかなり強気な姿勢です。

　やはり「キング」の名がつくだけある！

　今回手で食べるとベタベタしそうなので、フォークを使ってたべていきます。

　ではいただきます。パクリ。はい！これは、旨い！

　ふんわりとした、スクランブルエッグと「スピナッチクリームソース」の相性が抜群。平たく言えばこれは「タルタルソース」なのですが、そんな「タルタルソース」の概念を根本的に覆す、クリーミーでなめらかな味わい。

　そして「キングサーモン」、そのものの味も濃い。別に塩鮭のように、無理に味付けをしているわけでもなく、「キングサーモン」そのものの、味わいがとにかく深い。噛めば噛むほど、サーモンの旨味と脂が溶け出し、なおかつ衣がサックサク。歯ごたえも十分あります。

　ついでに……ちょっとやってみたかったのが、「スピナッチクリームソース」を……こうして、こうして。

　えっ、やっちゃうの！？まさか、それ「キングサーモン」用なのに……はい、ポテトにON！うまい！最高

　ポテトは幅が厚く、このソースとの相性も最強。「スピナッチクリームソース」は、ほうれん草が入ったソースなのですが、なかなか食べる機会がないため、これは本当にレアな体験でした。

　そのレアさも相まって、飛躍的で犯罪的な旨さ。ほんと、ごちそうさまです！！

　キングサーモンバーガーは、期間限定で11月28日までの販売。ちょっと値段は高めなものの、次いつ食べられるか分からず、早めになくなる恐れもあるので見つけたら即買いがオススメです。

（たまちゃん）

情報提供元：おたくま経済新聞