このところ数多くの「カプセルトイ」を紹介している都合上、良くも悪くも「カプセルトイ」地獄となっている筆者です。こんにちは。

 そろそろカプセルトイ研究家も名乗れるのでは?と思う今日この頃、今回紹介したいのは、スズキの人気モデル「ジムニーJB64」の1/64スケールモデル。

 めちゃくちゃ小さく、コンパクトに小型化しており、かつ精巧に作られているということで話題の商品です。そのため入手困難どころか、「カプセルトイ」そのものの設置を見かけることが少ないだろうと予測されます。

 しかし、なんと見つけてしまいました。場所は「スズキの町」浜松市のとある場所で偶然発見したのです。さっそく回してみました。

■ 1/64ジムニー「JB64クロスカントリー」とは

 「ジムニー」は、スズキ株式会社より発売されている軽四駆。現在までにモデルチェンジも行われており、2018年に4代目が登場。納車まで長時間かかるという人気のある車の1つです。

 そんな人気の車が、「カプセルトイ」となって登場。販売元は株式会社トイズキャビン、そして企画・発売元は株式会社ビームとなっております。

 ただ、その「カプセルトイ」がそもそも見つからない。探すこと1週間、やっと見つけることができました。しかも灯台下暗し……筆者が住むスズキの町こと浜松の駅構内にあったのです。

■ 人気は「緑」か?

 ではさっそく回してみます。ちなみに1回400円。編集部内の意見では「緑(ジャングルグリーン)」が最もそれっぽいから人気なのではないか……ということでしたが。

 まずは、在庫チェック。カプセルトイ自販機の中をのぞいてみると……意外にも豊富な在庫がある模様。まだまだ知られてないのか、かなり先取りしてしまったようです。

 そして、出てきたのは……「スペリアホワイト」。編集部の期待をガン無視した白です。

 しょうがないのでもう1回まわし、持ち帰ります。

■ 1/64ジムニー「JB64クロスカントリー」どんな感じ?

 では気になる中身をオープン!そして、購入したもう一つの色は「ミディアムグレー」。「緑(ジャングルグリーン)」は出ませんでした。ちなみに色は「ブルーイッシュブラック」「ジャングルグリーン」「ミディアムグレー」「スペリアホワイト」「シフォンアイボリー」の5色。

 本物に近づけるため、リアルさを追求したようで「リアハッチ」が開閉します。写真では開けっぴろげですが、組み立てることでドアを設置可能。

 こうしてみると、トミカのミニカーとなんら遜色ないレベル。ちなみに、タイヤはちゃんと回転し、走らせることが可能。しかし「サスペンション」はないので、押してもバネのようには跳ね返らない。

 また、「ルーフラック」と「コンテナボックス」も取り付けられるようになっていました。

 400円でこのクオリティを出すとは正直恐れ入る。購入前は、どうせ400円レベルだろう……と全然期待はしていなかったのですが、大変失礼。

 これは十分子供のおもちゃとしても楽しめるし、大人もコレクションアイテムとして飾っておいたらオシャレだと思う。

 案の定本商品は、SNSでもかなり好評で「オシャレだ」「可愛い」「出来は上場」など高評価コメントが寄せられております。

 1/64ジムニー「JB64クロスカントリー」は、8月3日辺りから設置開始とのことなので、そろそろ店頭には設置完了しているタイミング。ジムニーファンなら速攻買っておくことをお勧めします。

<参考>
スズキ株式会社 ジムニー
株式会社 ビーム

(たまちゃん)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 ついに発見!1/64ジムニー「JB64クロスカントリー」カプセルトイを回してみた