「日清焼そばU.F.O.」といえば、もはや説明不要のインスタントカップ焼きそば。商品としての進化をはじめ、これまでさまざまな企業・商品ともコラボ。先日発表されたのは「セガUFOキャッチャーオンライン」とのコラボレーションでした。

 その景品の中になんと「お風呂専用U.F.O.ソースの入浴剤」なるものがあるではありませんか。興味を惹かれた筆者は7月25日の登場初日にこれをゲット。自宅に届いたので、早速使ってみたいと思います。

■ パッケージは実際のU.F.O.とうり二つ

 自宅に届いた封筒を開けてみると、中から出てきたのは「日清焼そばU.F.O.」とうり二つのオリジナルパッケージ。実際の商品と全く同じ寸法となっているだけでなく、「ソース浸かろうぜ!」といった文字もきちんと変更されており、制作陣のただならぬこだわりを感じます。

 そんなパッケージを開封すると、中から出てきたのは黄色と赤のカラーリングがまぶしい縦長の袋。本家はもう少し正方形に近い形であるため、ここも寄せてほしかったところではありますが、間違って焼きそばにかけてしまうことを避けるための配慮であると思いましょう。

 早く使ってみたい!と、はやる気持ちを抑え、浴槽にお湯を張っていきます。お湯の目安量は200リットルとなっているため、あせらずに待つこと数分。ついに準備が整ったので、いよいよ袋を開ける時が来ました。

■ 匂いもまさに「濃い濃い濃厚ソース」 しかし……

 ビリッと開封し、匂いを確かめてみると……香ってきたのは紛れもない濃い濃い濃厚ソースの香り。もちろん現材料にソースは使用されていないため、香料のみであの匂いを再現したことになります。いやはやびっくり。

 続けて、入浴剤を勢いよく浴槽にイン!液体の色もしっかり茶色で再現されており、まるで本当にソースをお風呂に注いでいるような背徳感。

 しかし、入浴剤をすべて注ぎきったところで、ひとつの懸念を抱きます。「これ……色が薄くない?」

 そう、筆者がイメージしていたのはもっとお湯全体がぶわぁーっとソースの色に染まる感じ。「この量、この濃さではあきらかにそれには足りない……」と感じつつも、ゆっくりとお湯を混ぜると……。

 「薄っすぅ~……」

 筆者の予感はビンゴ。残念ながら混ぜた後のお湯はほぼ無色透明で、ほとんどソース感は感じられず。ただし匂いはしっかりと残っているため、何とも不思議な感覚で浴槽に浸かり続けることとなりました。

■ 上がった後もほんのり香るソースの香り もしも次回があれば……!

 お風呂から上がった後は、体からほんのりソースの香りが感じられ、身も心もU.F.O.の麺になったような気分。U.F.O.が好きで好きでたまらない方にはぜひこの感覚は一度味わってほしいなと感じます。

 浴槽に注いだ際の色だけ、もっと濃くしてもらえたら個人的には完璧でした。今回はオンラインUFOキャッチャーとのコラボのための特別アイテムでしたが、今後もしもU.F.O.入浴剤の開発が本格化し、一般販売されるようなことがあれば……この点の改良に期待したいところです。

<参考>
日清食品・6月5日発表プレスリリース

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「日清焼そばU.F.O.」が入浴剤に!?「濃い濃い濃厚ソースの香り」使ってみた