「割るのに失敗した割り箸のぬいぐるみ」や「少しヘンテコなどうぶつのぬいぐるみ」など、ユニークで面白いぬいぐるみやキーホルダーを作っているTwitterユーザーのまこすんさん。

 新作は日常のあるあるを再現した「カバンの底で潰れたおにぎりのぬいぐるみ」でした。この投稿には「発想が天才すぎる」などの声が寄せられています。

 Twitterに投稿された写真には、煎餅のように平べったくなってしまったおにぎりのぬいぐるみが写っています。あまりにもリアルに再現されていて、ピクニックや遠足などで持って行ったおにぎりが、こんな感じになっていた過去の悲劇がよみがえります。

■ 作品は実体験から

 実際にこのような経験があったのでしょうか。作ったきっかけについて話をうかがうと、「もちろん実体験です」とまこすんさん。ポロポロと崩れて食べづらかった記憶があるのだとか。やはり、これはあるあるですよね。

 まこすんさんは、いつも「ちょっとした絶望」をテーマにぬいぐるみを作っているそう。おにぎりがカバンの底で潰れたことがあるのは、「おそらく誰でも1回は経験があるんじゃないか?」と思い、クスッと笑ってもらえるようにぬいぐるみにしたといいます。投稿を見た人たちも、「芸が細かいw」と楽しんでいる様子です。

■ わずか30分で完成

 完成までにかかった時間は、わずか30分。思いついた瞬間に作り始めたので、すぐできたそう。ただし、おにぎりを潰したことのある記憶を鮮明に思い出してもらえるように、リアルに近づけるのが大変だったそうです。

 完成した作品については、ラップを巻くとかなり本物に近い見た目になるので、そこが気に入っているとのこと。ぬいぐるみに使用した布もお米っぽい見た目のものを選んでいるのだとか。

■ これからも「クスッ」と笑えるような作品を

 「カバンの底で潰れたおにぎりのぬいぐるみ」をTwitterに投稿すると、思っていた以上に反応が良かったそう。「今まで投稿してきたぬいぐるみの中で、一番いいね数が多く驚いています」と語るまこすんさん。次回作についても「いろんな人に『クスッ』と笑ってもらえるようなぬいぐるみをたくさん作っていきたい」と意欲を燃やしていました。

<記事化協力>
まこすんさん(@makosun3939

(佐藤圭亮)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 見覚えありすぎる!「カバンの底で潰れたおにぎり」のぬいぐるみ