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冷蔵庫にあると何かと便利な「ちくわ」。磯部揚げにしたり、きゅうりを詰めたりとさまざまな定番レシピがありますが、読者から寄せられた情報によるとレンジでチンするだけで、おやつにぴったりなサックサク食感の「ちくわチップス」が作れてしまうのだとか!
弾力のあるちくわがポテトチップスのように変化するとは、なんだか想像がつかないですよね。手抜き大歓迎、簡単レシピ大好きな筆者が作って食べてみたいと思います。
用意する材料はちくわと塩コショウのみ。今回はスーパーで買った5本入りのちくわをまるまる1パック使用しました。これを2mm~3mm程度の薄さに包丁を使って切ります。
その後、クッキングペーパーを敷いた耐熱皿に移し、切ったちくわをイン。少量の塩コショウを振りかけたら、ラップをかけずそのままレンジ(600W)で2分ほど温めます。
「一体どんな風になるんだろう?」と想像を膨らませているうちに、加熱時間が終了。レンジから取り出して、粗熱を取ったら完成……のはずが、ちくわは弾力を保ったままで、待てど暮らせどサクサクの食感にならず……これは失敗か?
さまざまな理由を考えましたが、一度に加熱するには量が多かったもよう。つまり「加熱時間の不足」が原因と感じたため、追加でさらに2分加熱することに。すると今度は表面にほどよく焦げ目がつき、硬さも良い塩梅にカラッと仕上がりました。
どうやらちくわ5本に対し、加熱2分は短すぎた模様。温め時間はちくわの本数に比例しますが、まだ柔らかいと感じたら追加で温め直せるので、心配な方は小刻みに加熱するのが良いでしょう。
10分程放置して粗熱が取れたら、今度こそ正真正銘「ちくわチップス」の完成!
早速食べてみると……想像以上のサクサク食感。これにちくわらしい魚肉の旨味がギュッと詰まっています。小腹が空いた時のおやつとしてはもちろんのこと、塩コショウを増やしてもう少し辛めにすれば、お酒との相性も良さそうです。
実食の様子を見ていた子どもたちも、手を伸ばしてきてパクッ。「おいしい!」と気に入ってくれたようで、あっという間に完食してしまいました。5本分で作っていて良かった……。
調理してみての注意点としては、やはり加熱時間。筆者の場合、ちくわ5本を600Wのレンジで2分+2分で、良い硬さになりました。短めに加熱して様子を見つつ、十分に水分が飛んでいなければ再加熱、といった形で調理するのが良いと言えそうです。
(山口弘剛)