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アクション系のゲームや特撮番組等において、敵の攻撃を「バク転」で回避する様子を時折見かけますが、あれって本当に避けられるのでしょうか?
そんな疑問を持ったツイッターユーザー「バク転してる人」こと豊村真也さんが、なんと実際に連続でバク転を行って検証してみました。果たしてその結果やいかに!?
投稿された動画にはその一部始終が収められています。華麗にバク転を披露する豊村さんに対し、忍者の格好をした人物が何度も球を投げつけていますが……なんと豊村さんはこれをすべて回避。すごい、本当に避けられるんだ……!
中学生の時にジャッキー・チェン氏に憧れて、見よう見まねでバク転を始めたという豊村さん。その後も友人が店長を務める忍者カフェで、忍者パフォーマー兼ウェイターとして修業を積んでいたという経歴の持ち主で、その身体能力の高さは折り紙付き。
現在は自身がオーナーを務めるパーソナルジム「シェイプラボ清澄白河駅前店」にて、キックボクシングジムやパーソナルトレーニング、アクロバットを教える傍ら、SNSでは「バク転してる人」としてアクロバットに関するさまざまな検証を行い、その凄さや面白さを広めていくことを目的に活動をしているます。
今回の動画も、そんな活動の一環として撮影されたもの。まさかこれほどまでにしっかりと避けられるとは豊村さん自身も思っていなかったようで、「実際やってみると、本当に当たりづらかったことが知れて感無量です」と、検証結果に驚いた様子でした。
一方で、実際に命を狙う忍者に遭遇した際に有効か伺うと、「狙って避けられないので、アクション用のロマン技の域は出なさそうです」と、冷静な回答が。
続けて「バク転中に怪我を負うレベルの攻撃が当たるとバク転も失敗してそこからさらに被害が広がるとも考えられます。アクションでの魅せ方として使った方が有力かと思われます」と話すなど、決して実戦向きとは言えない模様。うーん、ちょっとだけ残念。
たしかに、戦いの最中に相手から目を離してしまう時間が発生してしまいますので、一般的な人間が使うには少し不向きかも。常に相手の状態が把握できるような超能力者に限って有効な技術と考えた方が良さそうです。
とはいえ、やはりバク転回避は憧れのアクション。この様子を近くで見ていた外国人からは「オーマイガー」と感嘆の声が飛び出すなど、華麗な忍者パフォーマンスに心をつかまれた様子。
もしかすると、知り合いの方と「日本にニンジャが実在した!」という話題で持ち切りになっているかもしれませんね。
<記事化協力>
バク転してる人さん(@1upcontinue)
(山口弘剛)