パーティーゲームの定番である「黒ひげ危機一髪」が、ダンボール工作でまさかの大胆アレンジ!「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツ「ジオング」を模した作品が、SNSで大きな注目を集めています。

 胴体にガンダムのビームサーベルを刺していき、当たりを引くとジオングヘッドが飛び出すというギミックは、原作を知っている方であれば思わずニヤリとしてしまうのではないでしょうか。誰でも簡単にアムロになりきることが可能です。

 制作を行ったのは、過去にも「実際に乗れるガンダムのコックピット」を作るなど、生粋のガンダムファンである「段クリエイター」さん。

 アニメの最終決戦のシーンにて、ガンダムの攻撃を受けたジオングの頭部コックピットだけ分離する様子が、黒ひげ危機一髪のイメージとマッチするなと感じたことが、アイデアを閃いたきっかけだったそうです。

 ジオングと言えば、グレーカラーのボディに、両足を持たない機体デザインが特徴的。その見た目の完成度もさることながら、目を見張るのはやはり原作再現へのこだわりです。

 ジオングヘッドをセットするとモノアイが光るギミックが搭載されているほか、有線式サイコミュ搭載の腕部を引っ張り、オールレンジ攻撃の態勢に入ると、当たりの位置がリセットされるという仕様も。段クリエイターさんのジオング愛がひしひしと伝わる仕掛けが、あらゆる箇所に仕込まれています。

 見て楽しむだけでなく、実際に遊べる「ジオング危機一髪」。ツイッターへの投稿には1万件以上の「いいね」が付き、そのアイデアと工作技術の高さには多くの称賛の声が。実際にこんなおもちゃがあれば、ぜひ遊んでみたいですよね。刺す時はつい「そこっ!」と声を上げてしまうかも。

 なお、制作中の模様は段クリエイターさんのYouTube「DanCreator / 段クリエイター」にて、詳細に解説されています。実際に対戦している様子も見ることが出来ますよ。

<記事化協力>
DanCreator / 段クリエイターさん(@dancreator_tw

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 定番ゲームをアレンジ!ガンダムの最終決戦をイメージした「ジオング危機一髪」