昼の食事や夜のディナーなどでファミレスを使うことはよくありますが、いかんせん筆者は食が細くなったせいか、食べきれないなんてことはしばしばあります。

 SDGsが叫ばれている昨今、「フードロス」という言葉もあるように、そのような「もったいない」行為は日本人としてやりたくないことです。

 飲食店ではそうした「食べ残し」による「フードロス」を防ごうと各種取り組みをおこなっていますが、庶民の味方であるファミリーレストラン「ガスト」でも対策を行っています。以前からお店でみかけて知ってはいたものの……試したことはまだなかったので今回初めて挑戦してみました。

■ ガストでは持ち帰り用のパックが用意されている

 料理を頼んだはいいけど、予想よりも大盛りで「こんなに食べられない!」そんなときに、ガストでは「食品ロス」削減の取り組み強化の一環として、環境に配慮した容器「もったいないパック」が利用できるようになっています。

 それはすごく便利だし、持ち帰ることができれば食べ残しの「罪悪感」から開放される!ということで、ガストに行ってその「もったいないパック」を使ってみました。

■ フードロスしてみた

 ではまず、フードロスをするため、極力ボリュームのある料理を頼んでみます。ちょうど「富士山盛りポテト」(価格:749~799円(税込824~879円)」なる、メガ盛り級のポテトの販売が始まっているようなので注文してみました。

 「富士山盛りポテト」到着。通常の「山盛りポテト」の2倍のボリュームとのこと。

 すいません……これ言っていいですか……メニューの写真と違いすぎない?詐欺じゃないですか詐欺。写真よりポテトが多くない?写真だけの問題?まさに「逆写真詐欺」。

 ガストのことだからグラムをしっかり計って出しているとはおもうのですが……、実物を目の前にすると写真からイメージしていた「脳内予想」を超えていました。あまりのポテトの量の多さに悶絶し、ポテトにケチャップをつけた手が思わず震えます。

 コレは100%あまってしまうパターン。チーン。非常にもったいない。まさしく「フードロス」。

 でも安心、そんなときに使えるのが……「もったいないパック〜」(ドラ○もん風)

■ 持ち帰り用のパック器「もったいないパック」を注文

 さっそく「もったいないパック」を頼んでみました。頼み方は簡単、なんと座席にあるタブレットから注文ができました。

 価格は20円(税込)。しばらくすると「もったいないパック」到着。タブレットから注文して、食べ物以外のモノが届くという斬新さ。

 すぐにアツアツのポテトをいれていきます。1つ1つ入れていくごとに、罪悪感が減っていく……そう自分は「フードロス」を防いだのだ!!たった20円で!

 ただ「富士山盛りポテト」のインパクトはすさまじく、パックに入れてみるとミッチリ感が際立ちます。相当なボリュームということがおわかりでしょうか。

 ちなみに、この状態はある程度ポテトを食べた状態。フルで「富士山盛りポテト」を「もったいないパック」に入れたら「大噴火」間違いないでしょう。

 でもご安心ください、もし仮にあふれても手提げ袋がついているのである程度カバーできるようになっています。見た目は完全に「コンビニ帰り」。でも地球にとっても非常に有意義な活動をした、そんな妙な達成感を味わえます。

 その達成感を肴に今夜は「富士山盛りポテト」で晩酌をしましょうかね。ということで、料理を頼んだはいいが、あまっちゃった「もったいない」という罪悪感に駆られている方は、ぜひ「もったいないパック」を利用してみてください。なお、持ち帰りは、一部の食べ放題メニューや生ものは対象外とのことです。

<参考>
株式会社すかいらーくホールディングス「食品ロス削減」

(たまちゃん)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 【マジか】ガストで食べ残した料理を「罪悪感ゼロ」で処理する方法 それは……