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かつては一部のリテラシー能力の高い人間が好んで使うツールだったSNS。今では誰もが使えるようになりました。
当然ながらその影響で様々なトラブルが発生し昨今社会問題となっておりますが、意外と知られていないのが今回紹介する落とし穴。
皆様はiPhoneにある写真をSNSにアップすることはないでしょうか。その際にしっかり加工して……という対応はされているかと思いますが……。実はやりかたによってはその加工が、丸見えスケスケになるかもしれません。
iPhoneでは、デフォルトで搭載されている「マークアップツール」という機能を使い、黒塗りをするなどの「写真加工」を行うことが可能です。
一見、黒塗りをしているので、全く見えないように見えますが……実は、この機能で加工をしただけでは「丸見え」となってしまう可能性があるのです。
そうとも知らずに、この処理をしてSNSに写真をアップしているケースをよく見かけます。
ではどのようにすると「丸見え」となるのでしょうか。
特別なアプリや手法は使いません。iPhoneに搭載されている「写真」Appのツールを使うことで、写真を編集することが可能なのですが、機能にある「明るさ」や「露出」などの調整を行うことで……スッケスケ。
実際にできるか一度画像をTwitterにアップ→ダウンロードした画像で試してみたところ……。あらあら……隠していた文字がクッキリと見えてしまいました。
もちろん塗るときに何重にも厚塗りをするなどすれば多少は回避できますが……。それでも部分的に見えてしまうことが確認できています……。
つまり、単純に黒塗りレベルの加工をして写真をSNSにアップしてしまうと、第三者に中身を見られる可能性があるということです。
このような問題の対処法としては、もちろんSNSに安易に画像をアップしないこと。ただ、どうしてもアップしたい場合は、黒塗りではなくその上から「スタンプ」などで覆い隠すなど2重・3重の対策を忘れずに。
もちろんそれでも万全ではないので、SNSに画像をアップする際は、最大限の注意を払いましょう。
<参考>
iPhone、iPad、iPod touch でマークアップを使う
iPhoneで写真やビデオを編集する
(たまちゃん)