「目は口ほどに物を言う」なんてことわざがありますが、まさにその通り、静かな怒りを露わにしているのはサイベリアンの勘吉ちゃんです。

 毛は逆立ち、耳はぺたんとイカ耳状態で、怒っていることは明らかですが、まるでミミズクのようなフォルムが何とも愛らしいですね。それにしても、一体何に対してそんなに怒っているのでしょう?

 飼い主さんにうかがうと、この時飼い主さんは入浴中。勘吉ちゃんはいつも湯船の横に置いてある洗面器の中に丸まって入り込み、飼い主さんのお風呂に付き合っているのだそうですが、どうやらこの日は置くのを忘れてしまっていた模様。

 後からやってきて、洗面器がないことに気付いた勘吉ちゃんは、そのことがよほど気に入らなかったのか、瞬く間にミミズクモードに。暴れたり、大声を出したりはしないものの、これはこれで非常に圧を感じますね……。

 普段はおっとりとした性格で、怒ることは滅多にないという勘吉ちゃんですから、ここまで怒った姿を見て飼い主さんもびっくり。すぐさま洗面器を設置してあげると、怒りは収まり、洗面器の中で満足気にしていたとのこと。

 この様子には、飼い主さんもホッと一安心。なぜここまで洗面器に固執するのかは、勘吉ちゃんのみぞ知るところですが、もしかすると湯船に浸かる飼い主さんの真似をしているのかもしれませんね。

<記事化協力>
もも(勘吉のママ)さん(@KUwdn

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 まるでミミズク?猫さんが怒りをあらわにするもかわいさが勝ってしまう