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「ガンダムが写った!」ツイッターにてこう歓喜の声をあげたのは「メヒャスキー」さん。
添えられた写真を見ると、ブラウン管テレビのフレーム内に、ヨコハマガンダムファクトリーに展示中の「実物大ガンダム」を収める様子が写っています。こ……これはまさか!?
そう、これはTVアニメ「機動戦士ガンダム」劇中において、アムロ・レイの父であるテム・レイが、テレビでガンダムの戦いぶりを見て狂喜するシーンをオマージュしたもの。
ファンの間で度々ネタにされるこの場面を、敢えて再現しようとするこのセンス……秀逸です。
コスプレイヤーとして、活動歴25年以上を誇るメヒャスキーさん。テム・レイのコスプレについても15年前から取り組んでおり、実は過去に潮風公園やダイバーシティ東京に実物大ガンダムが展示されていた際にも、同様の手法で写真撮影を行っています。
横浜のガンダムを見に行くのは今回が初めてで、「せっかくならテム・レイで行くか」と友人らと計画し、見学のついでに”例のシーン”撮影を実行。他にも「ジ・オリジン」のシーンを再現したり、「こんな物」をノリノリで付けようしたりと、存分に楽しんだようです。
また、写真のユニークな点は、なんと言ってもブラウン管テレビのフレームを持っていること。現代より遥か未来であるはずの宇宙世紀にブラウン管テレビが現役であるというところも、このシーンがネタとして扱われる所以でしょう。
なんでも、過去にテム・レイのコスプレをして潮風公園に行くことを知った友人に「家に昔のブラウン管のテレビ枠だけがあるけど持ってく?」と言われ譲り受けたものなのだとか。友人が一体なぜフレームだけ持っていたのか……その理由は謎に包まれているそうです。
念願のシーン撮影や、見学の感想を伺うと「”すごい……親父が熱中するわけだ”って感じですw」と息子アムロのセリフを引用し、興奮冷めやらぬ様子で心境を語ったメヒャスキーさん。
背後から撮影した今回の写真では無表情ですが、心の中ではきっとテム・レイの如く狂喜していたことでしょう。今後階段から転げ落ちることがないようにだけ、注意してほしいところです。
<記事化協力>
メヒャスキーさん(@mehyasuki)
(山口弘剛)