暗闇できらりと光る猫の目。その様子はまるでレーザーが放たれているかのようですが、そんな猫の姿を再現した手作りのフィギュア作品がツイッターで話題です。

 目から赤、黄、青と色鮮やかなレーザーを勢い良く発射する3匹の猫ちゃんの姿は、まさに鋭い眼光を放つ猫そのもの。ユニークな作品に思わず頬が緩んでしまいます。

 作品を制作したのは、身近な動物をモチーフにしながらも、個性あふれるフィギュアを多数制作している「めーちっさい」さん。

 「猫が目から光線を出すという想像は、世界の共通認識かもしれない」という考えのもと、レーザービーム猫のアイデア自体は数年前から構想していましたが、クリアパーツを作る技術を持ち合わせていなかったことから、なかなか実行に移せていなかったのだそう。

 しかしながら、ようやくパーツを作る用意が調ったことから、温めていた計画を動かすことを決意。茶トラ、シャム、黒猫の3匹は、レーザーの色に合う種類をめーちっさいさんが厳選したこだわりのチョイスで、パーツを付け替えてオッドアイにすることも可能という遊び心も盛り込まれています。

 さらにはブラックライトを当てると、レーザーパーツが光るというギミックも。暗闇で光る猫の目をより本物らしく再現した形になりますが、実はこの仕掛けに関してはめーちっさいさんにとっても想定外の出来事。まさに棚ぼた的な喜ばしい発見だったようです。

 猫ファンにとってはたまらない作品には、1万件もの「いいね」が付き、絶賛の声が多数寄せられていますが、「正直なところ、もう少しレーザービーム感出せれば良かったな、と言う感想です。もっとビーム撃ってる感じが出せるように研究します」と、めーちっさいさん。まだまだ納得の行く出来栄えとはなっていない模様。

 今後はさらなる進化を遂げた、レーザービーム猫が見られるかもしれませんね。今後の活動にも注目です。

<記事化協力>
めーちっさいさん(@meetissai

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 目を光らせる猫をフィギュアで再現 レーザービーム猫に猫ファンらが絶賛の声