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「絶対に押すなよ」と言われると、押してしまいたくなる。人の心理とは困ったものです。その代表格と言えるのがやはり「火災報知器」ではないでしょうか。学校廊下の至るところに設置された「火災報知器」は、小学生の「押したい」という好奇心を最大限にくすぐり「いつかは押してやる」という意味不明な野心に変えたものです。
そんな願望をかなえてくれる商品が登場しました。2月9日発売のカプセルトイ「能美防災火災報知機コレクション」。超リアルに作られた火災報知器は、まさに学校廊下にあったアレ。実際どんな感じなのか、購入してみました。
「能美防災火災報知機コレクション」(1回500円)は、火災報知器のパイオニア「能美防災株式会社」が製造する火災報知器を、同社監修のもとミニチュア化したカプセルトイ。株式会社いきもんが発売しました。
非常にリアルに作られており、「大きな音がなる・まるで本物」などという非常に物々しいキャッチコピーが物欲と押してみたい欲をそそりまくりです。とにかくいち早く「押したい!」そんな気持ちを抑えきれず、某ショッピングモールのカプセルトイコーナーに直行。
さすがに発売直後なので、もしかするとここには置かれてないかも……という不安は大いにありましたが、探して探して探して……我々一生懸命探しました。とにかく筆者一生懸命探しました……そして「能美防災火災報知機コレクション」……見つかりましたよ!
なにはともあれ、ガシャを回してみます。「能美防災火災報知機コレクション」には3種類あり「火災報知機用表示灯(旧型)」「火災発信機(旧型)」「リング型表示灯付発信機」となっております。
注意したいのが、「火災報知機用表示灯(旧型)」はランプですので押すことはできません。したがって「火災発信機(旧型)」「リング型表示灯付発信機」を引き当てる必要があります。
しかも1回500円……けっこういいお値段。色んな意味でドキドキしますが、覚悟をきめて回してみます。何が出るかな……
よかった「火災発信機(旧型)」です。これなら押せます。
たしかにこの艶といい、形状といい、サイズ以外本物とかわりありません。何ら遜色のない出来栄えです。
では実物の火災報知器(他社メーカー)と比べてみましょう。
ためしに実物の表示灯の下に設置してみると、マジで見間違えるほどリアルです。
ただし、実際の火災報知器と比べると……カワイイ。さすがミニチュア。大きさが全く違います。
いよいよ押してみます。小学生の頃憧れだった「火災報知器」を押すという暴挙。押すことで全校生徒がビビるという悪魔の魅力。それが偽物ではありますが実現できるのです。
では押してみます。(動画は大きな音が出るので注意)
結果、形状はめちゃくちゃリアル。音もかなり忠実というか、人によっては本物と思ってしまうのではないでしょうか。違いと言えば音量なぐらいです。本物とことなり音量が小さいため、その点誤解されることはなさそうですが、それでも押す場合には周囲に対する多少の配慮は必要。人によってはビックリしてしまいますからね。
これから購入してみよう!という方は、押す場所と、周囲の人への配慮は忘れず楽しむようにしてみてください。
<参考>
プレスリリース「ATC 能美防災 火災報知器コレクション」(株式会社いきもん)
火災リング型表示灯付発信機 カタログ(能美防災株式会社)
(たまちゃん)