子どもの習い事や宿題でお馴染みの「習字」ですが、大変なのはその後片付け。道具を水で洗う際に、流しを真っ黒にしてしまったという経験がある方は多いと思います。

 そんな悩みを一発で解決してしまう、画期的なアイデアがツイッターで話題。「大きなペットボトル容器」があれば、周囲を汚すことなく習字道具がきれいに洗えてしまうんです。

■ 材料はペットボトルとテープ、必要に応じて紐

 その方法とは、ペットボトルを半分に切り、注ぎ口がある方を排水溝に向けて水を流し入れ、その中で洗う、というもの。ツイッターユーザー「やったのすけくん」さんが投稿した動画にて筆を洗う様子が紹介されていますが、洗面台は全く汚れていません。

 まさに発想の勝利!な今回のアイデアグッズを制作したのは、やったのすけくんさんの妻(以下、妻さん)。

 小学二年生になる娘さんが書道教室後に家で筆を洗う際、毎回のように洗面所が黒くなってしまうことに頭を悩ませていたようで、ネットで情報収集をしながら、さまざまな方法を試した結果、ペットボトルが最も適している、という結論にたどり着きました。

 さらに、妻さんはカットしたペットボトルの切り口にテープを貼って安全対策を施したり、紐をとりつけて蛇口に固定可能&蛇口から外して筆と一緒に干せるようにしたりと、利便性を追究。「娘さんが使いやすく、一人で洗い、干せるようになる」これこそが作品のテーマであったようです。

 動画を見ても分かる通り、娘さんはしっかりと使いこなせているようで、このアイテムを導入して以来、自発的に筆を洗っているとのこと。

■ 「うまくいかなったら何度も作りなおしてほしいです」

 小さいお子さんでも使いやすいアイテムと言えるでしょうが、やったのすけくんさんは「材料も高くないので、うまくいかなったら何度も作りなおしてほしいです」と、これが完成形でなく、あくまでも実際に使う人の目線で検証をしてみてほしいと呼び掛けています。

 それでも、投稿についた「いいね」の数は2万件超え。返信欄には「すごい、うちも真似します!」「むしろこれ、学校でも一人一個作ってほしい」と感心の声が相次いで寄せられており、シンプルながら多くの方にとって目新しいアイデアであったようです。

<記事化協力>
やったのすけくんさん(@yattanosuke

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 習字の後片付けでもう流しを汚さない!ペットボトルを使った裏技に感心の声