小学校の入学準備「名前入れミッション」を侮るなかれ　記名だけで計4時間！

　保育園・幼稚園での生活も残りわずか。いよいよ始まる小学校での生活に向けて、準備を始めているご家庭が多いのではないでしょうか？

　Twitterに「新一年生の保護者の皆様」として投稿したのは、チビッコゆるイラストデザイナーさん（以下、チビッコさん）。

　「お名前スタンプやシールを駆使しても、4時間はかかると思っててください」というアドバイスに加え「小銭の側面に名前を書いている時はチョッピリ悟りが開いちゃうゾ」と体験談をツイートしています。

　ランドセルの購入から始まり、入学説明会への参加、学用品の準備、書類の記入など意外と時間のかかる小学校への入学準備。仕事や育児の合間に行うのは大変です。

　なかでも、入学準備において最大のミッションとも言えるのが、「お道具箱の名前入れ」。おはじきや計算カードなど、大量にあるアイテムにひとつずつフルネームを書かなければなりません。

　チビッコさんは長男の入学準備の際に「名前入れミッション」を体験した先輩ママ。

　「共働きで毎日全力フル回転で生きている保護者の方に『4時間』という目安になる数字を伝えたい」という思いから今回の投稿に至ったそうです。

　名前入れミッションについて、「入学式まで時間があるので余裕でしょ。こういう細かい作業得意だし！！」と、高を括っていたチビッコさん。

　しかし、入学式1週間前になり、自分よりも器用だと感じているママ友から「私、毎晩コツコツ書いて4日間かかった」と聞き、慌ててとりかかったそうです。

　特に記名が大変だったアイテムは「コイン」。おもちゃとは思えない程の造形美に感動しつつも、凹凸でお名前シールが貼れない事実に気づき絶望したのだとか。

　他に、「計算カード」がミシン目で繋がっており、200枚以上のカードを1枚ずつ丁寧に取り外すといった地道な作業など、子どもを寝かしつけた後に目をショボショボさせながら取り組んだと当時を振り返ります。

　チビッコさんが要した時間は、お名前スタンプとお名前シールを駆使して計4時間。

　自分の経験則とした上で、「名前入れミッション」を控える人へ向けて「4時間を目安に効率的に時間を活用してもらえたら良いな」とエールを送っています。

＜記事化協力＞
チビッコ　ゆるイラストデザイナーさん（@chibicco299）

（一柳ひとみ）

情報提供元：おたくま経済新聞