柔らかい体を生かし、器用な動きを繰り出すのが猫という生き物。9歳のオス猫豆苗くんは、飼い主に構ってもらいたいがゆえ、頻繁に「奇行」に及ぶんだそうです。

 先日は「ドアノブ」がターゲットに。それは、高度な「頭脳プレー」でもありました。

 「この猫、ドアノブを『知って』いる……!」のつぶやきとともに、投稿された1枚の写真。両前脚をドアノブにかけて、ぶら下がる豆苗くんが写っていました。

 これだけだと、一風変わった「トレーニング風景」とも見れる「奇行」ですが、飼い主の吉田輝和さんは、続く投稿で動画として全容を公開しています。

 そこには、ドアをじっと見据えた次の瞬間、投稿写真のようにヒョイっとドアノブに手(前脚)をかける豆苗くんが。さらに自身の自重を利用して、ドアを開放させたのです。そしてそのままいずこへと去ってきました。ニャンという頭脳プレイ……!

 「ドアの前で佇んでいたので、何かしそうと思いカメラを向けました」

 なお、吉田さん宅では、豆苗くんの他に、ひじきちゃんと水菜ちゃんという猫ちゃんも暮らしていますが、日頃よりセクシーなポーズを取りがちなひじきちゃんも中々の策士。さらに続く投稿で、ドア横にある折れ戸をこれまた前脚を巧みに使って開放し、中へと去っていきました。

 以上、現場からお送りしましたニャ。

<記事化協力>
吉田輝和さん(@yoshidaterukazu

(向山純平)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「理解」しているだと……? ドアノブを器用に扱う猫ちゃんに飼い主思わず感心