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毎年やってくる年末の大掃除。憂鬱な気持ちになるパパママも多いはず……。でも、できることなら家族で楽しく取り組みたいですよね!
そこで今回は、子どもが楽しみながら大掃除を手伝ってくれるよう、ゲーム感覚で楽しく掃除する方法を紹介。ゲーム性を取り入れることで、モチベーションが上がり、掃除を「遊び」に変換して楽しむことができます。
元保育士で3児の母でもある筆者が、保育園や自宅で実践済みの「子どもと一緒に楽しくできる大掃除のコツ」を紹介します。
事前にスタンプラリーの台紙を用意し、1項目ずつ掃除内容を書き込んでおきます。台紙は、「スタンプラリー台紙 ダウンロード」で検索するとたくさん出てくるので、それを参考にしたり、印刷したりして活用すると良いと思います。
掃除の項目は、なるべく細かく設定するのがおすすめ。例えば、「テーブルを拭く」、「鏡を拭く」、「本棚の絵本を整頓する」など。子どもの年齢に合わせて無理のない簡単な項目を考えましょう。
スタンプが全部集まったご褒美として、お菓子など子どもが喜ぶ物を用意してあげてくださいね。
子どもは制限時間が大好き!タイムリミットを設けたミッションを与えます。例えば、「次のミッションはママと一緒にキッチンの床掃除。〇分以内に終わらなければ、こちょこちょ(くすぐり)の刑が待っています!さぁ、時間内にできるかな?」など、掃除に面白い要素を加えます。
時間をタイマーで計り、時間内に終わればミッション成功。終わらなければ「こちょこちょの刑」を執行します。こうすることで、ドキドキワクワクしながら、笑顔で掃除を進めることができます。
雑巾がけのスピードや、どっちが綺麗になったかを争う競争も子どもの意欲を高めます。ただ、兄弟で競い合うとケンカが勃発してしまうことも……。競争相手は、「大人チーム対子どもチーム」など、子ども達は同じチームにした方が平和に掃除ができるかもしれません。
水洗いしたい玩具は子どもにおまかせ。日頃、お風呂に持っていけない玩具と一緒にお風呂に入れるだけで、子どものテンションは高まります。お風呂に入りながら、バケツなどに入れて玩具を洗えば、遊びながら玩具も綺麗に。
プラスチック製のブロックなどは、ひとつひとつ拭くよりも、一気に洗ってしまった方が断然楽。まさに一石二鳥です。
とはいえ、転んで玩具にぶつかりケガをする、踏んで足をケガするなどの可能性も大いにあります。入浴ついでの玩具洗いには必ず親も付き添うようにしましょう。興奮してはっちゃけすぎないよう、子どもから目を離さないことが大切です。
子どもにとって難易度の高い掃除や、時間がかかる掃除だと、子どものモチベーションが下がり、掃除が嫌いになってしまうことも。年齢に合わせて、なるべく簡単で無理のない項目を考えてあげましょう。短時間で簡単に出来る掃除なら、子どものやる気を削ぐことなく取り組むことができます。
また、子どもが困っている時は、一緒に手伝いながら掃除をしましょう。大掃除を通して、「自分で出来た!」「綺麗になって嬉しい!」と言った達成感を味わえると良いですね!
(一柳 ひとみ)