中華レストラン「バーミヤン」は、11月17日から期間限定で「雲呑(ワンタン)フェア」を開催。今回のフェアでは3種類の雲呑麺が登場し、バーミヤン特製の「本格雲呑」が堪能できるとのこと。開催前日の11月16日にメディア向け試食会が開催されたので、一足早く「本格雲呑」を味わってきました。

 試食会では最初にバーミヤンのメニュー開発担当でシェフの福島宣嘉さんが、「雲呑フェア」や料理へのこだわりなどを説明。

 今回は、小籠包や餃子などのように雲呑だけでも楽しめるようにしたそう。具体的には、皮を大きめにして食べごたえがあるようにしたり、「ツルッ」とした食感になるようにしたりなど、試行錯誤を重ねて開発したのだとか。

 さらに雲呑に合う中華麺も開発。雲呑麺専用に細麺を使用しているといいます。スープにもこだわり、2種類のスープを用意。鶏出汁と白醤油をベースにした「塩清湯(シオチンタン)」、中国の代表的なミックススパイスである五香粉(ウーシャンタン)を加えた「醤油清湯」のどちらかを選べるそうです。

 「雲呑フェア」で登場する雲呑麺は「海老雲呑麺」(税込934円)、「豚雲呑麺」(税込879円)、「雲呑入り汁なし担々麺」(税込879円)。ちなみに海老雲呑は、「雲呑フェア」のために開発されたもの。今回は「海老雲呑麺」と「雲呑入り汁なし担々麺」の2種類を試食しました。

 「海老雲呑麺」には手包みで作られているという大きな海老雲呑が5つも入っています。スープは「塩清湯」で、こちらの方が海老の旨味をより引き出すのでオススメなのだとか。隣には「ネギ酢漬け」が別皿で添えられていました。それでは、いただきます!

 バーミヤンでは本格雲呑を楽しむために3種類の食べ方を提案しています。まずはシンプルにそのまま口の中へ。雲呑はツルツル、海老はプリプリで美味い!続けざまに麺をすすると、こちらも細麺でのどごしがよく、雲呑やスープとの相性も抜群!非常に食べやすいです。

 続いて海老雲呑の上に添えられていたネギ酢漬けをのせて食べます。ネギのシャキシャキ感と酸味が加わり、さっぱりとした味に。こちらも美味しく味変にピッタリ。

 最後は卓上に置いてあるラー油を少々かけてパクッ!ラー油のピリッとした辛さが海老雲呑に合い、旨味を引き出しているよう。食欲も刺激して麺もすすみます。あっという間に完食。ごちそうさまでした!

 次に運ばれてきた「雲呑入り汁なし担々麺」にも存在感たっぷりに5つ雲呑がのっていますが、こちらは豚雲呑。よく見ると干し椎茸やザーサイなども入っていて、本格的な担々麺といった感じです。別皿で味変用に黒酢ソースも。こちらも、いただきます!

 まずは豚雲呑をガブリ。豚のひき肉がジューシーで旨味が口の中に広がります!美味い!担々麺自体も程よい辛さで、辛いのが得意ではない人も食べられるのではないでしょうか。

 麺も胡麻ソースが絡みつき香りが良く、肉味噌や豚雲呑との相性もバッチリです。程よい辛さが食欲を刺激して豚雲呑や麺がどんどん口の中へ。箸が止まりません。味変で黒酢ソースを入れるのを忘れそうになりました。

 黒酢ソースを加えると、見た目はさほど変わりませんが、酸味やコクが増してまた違った味わいを楽しむことができました。こちらも完食。ごちそうさまでした!

 「雲呑フェア」は12月14日まで開催。3種類の雲呑麺の他にも、10種類以上の香辛料がブレンドされた本格的な薬膳火鍋も登場するとのことです。

取材協力:株式会社すかいらーくレストランツ

(取材・撮影:佐藤圭亮)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 【試食会レポ】バーミヤンが「雲呑フェア」を11月17日より開催 一足お先に本格雲呑を味わってきたぞ!