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デオドラントブランド「エージーデオ24」を展開するファイントゥデイ資生堂は、20代~50代のビジネスパーソン800人を対象に「2022年秋冬のニオイに関する意識調査」を実施。
9割の人が他人のニオイが気になっても「指摘できない」ことが判明。テレビなどで活躍する印象評論家の美有姫(重田みゆき)さんによるアドバイスも公開されています。
コロナ禍の影響によって、外出自粛をする人がこの2年多くいました。一方、2022年秋冬に関しては行動制限が過去2年に比べて緩和されつつあることから、約半数の55.5%が今後の行動範囲について「拡大しそう」と予想しています。
「今後、行動範囲が拡大しそうな場所」にあげられているのは、1位「国内旅行」(52.5%)、2位「複数人での外食」(44.5%)、3位「プライベートの飲み会」(40.5%)という内容。人と関わるシチュエーションが上位にあげられています。
これに続いて調べられたのが「他人のニオイが気になるシチュエーション」。
1位に選ばれたのは、「複数人での外食」(30.1%)。続いて2位が「プライベートの飲み会」(28.6%)、3位「通勤電車」(27.3%)という結果になっています。
会食関連のシチュエーションが多いほか、「通勤電車」や「職場の人との対面の雑談」など、トップ10に仕事関連のシチュエーションが7項目もランクイン。しかし、前述したように、それを指摘するのは難しいようで90%以上の人が「指摘できない」と回答しています。
さらにこれからのシーズンは、春夏に比べてニオイケアの頻度が低下しがちになるという結果も……。
春夏と秋冬に分けて、それぞれニオイケアをする頻度を聞いたところ、春夏は「週3日以上」ニオイケアをする人が65.8%いましたが、秋冬は39.8%と低下。28.0%の人が秋冬はニオイケアをしていませんでした。
「エージーデオ24」では、ニオイケアを怠ることで気付かれる可能性の高いニオイのことを「秋冬の油断大敵臭」と命名。
「秋冬の油断大敵臭」が発生するシチュエーションとして、「サウナ」(95.5%)や、「ゲームセンター」(95.4%)、「海・プール」(93.4%)に、季節ならではのイベント「ハロウィンイベント・パーティー」(93.3%)から、リモートワークが増え利用者が多い「コワーキングスペースでの勤務」(92.8%)などが上位に選ばれています。
ファイントゥデイ資生堂ブランド価値開発研究部の志村幸一郎さんは、秋冬は春夏に比べてニオイ対策を怠ってしまう人が多いため、「こまめなニオイケアの習慣化」を呼び掛けています。
印象評論家の美有姫さんによると、人の印象は「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」「嗅覚」の5感覚で判断されるそうです。中でも嗅覚は、人の意思とは無関係に周囲の人や空間を判断しており、「人の印象も一瞬で決めることがある」と語ります。
ニオイは人の印象や人との相性を判断することにも大きく関係していて、逆に言うと「秋冬もしっかりとニオイケアをすることで印象度もアップします」とアドバイスしています。
情報提供:ファイントゥデイ資生堂
(佐藤圭亮)