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誰もがおそらく日常的に使っているであろう、スマホの充電器。もしもこんなUSBアダプターとケーブルがあったら、毎日の充電もちょっと楽しくなるかもしれません。
ツイッターに投稿されたのは、USBアダプターをカットフルーツに、ケーブルをフォークに見立てたCG作品。スイカ、メロン、パインと3種並んだ色鮮やかなフルーツは、夏を感じるかわいらしいデザインとなっています。
作品を制作したのは、CGクリエイターのミチルさん。過去にも思わず「なるほど、そうきたか」と唸ってしまうようなアイデア作品を、SNSを通じて発表しています。
ミチルさんが得意としているのは、日常的に目にするものに、形が似ている別のもののデザインを落とし込み、ユニークな作品に変えてしまうこと。
今回の「カットフルーツのUSB電源アダプター」と「フォークのUSBケーブル」も、日頃使用している中で、ケーブルを挿す行為とフォークでフルーツを刺す行為が似ていると思い、そこからアイデアを膨らませていきました。数あるフルーツの中から選ばれた、スイカ、メロン、パインはミチルさんが特に好きなフルーツです。
フォークに見立てたUSBケーブルを挿している状態は、まさにカットフルーツを食べようとする瞬間そのもの。「実際にはケーブルはここまで垂直にはならないので、デフォルメしています」としながらも、よりフォークらしく見えるよう工夫したポイントとのこと。
また、スイカには種が描かれているのはすぐに気が付きますが、写真をよ~く見てみると、メロン、パインにおいても表面感がきちんと再現されているなど、細部へのこだわりにも余念がありません。まさに見て使って、二度おいしい作品に仕上がっています。
投稿についた「いいね」の数は何と12万件超。コメント欄には「めちゃくちゃかわいい!」「想像の斜め上をいく創造」と、作品に対する絶賛の声が相次いで寄せられています。
実はアイデア段階では、サイコロステーキに見立てる案もあったのだとか。今回は、より夏っぽく、見た目も涼しげであることから、カットフルーツが選ばれましたが、もしも機会があればサイコロステーキバージョンも見てみたいですね。
<記事化協力>
ミチルさん(@mitiruxxx)
(山口弘剛)